新築エクステリア工事施工事例集
重厚感のある建物を引き立たたせる品格高いシンプルモダンエクステリア〜菊地様邸〜
ご実家のエクステリア工事がきっかけで、以前より、弊社での工事をご検討していただいていた菊地様。お問い合わせをいただき、重厚感たっぷりの新居に合わせたモダンテイストのエクステリアをご提案させていただくことができました。施工後のアンケートでは、設計内容や完成クオリティだけでなく、打ち合わせや工事中の弊社スタッフについても高評価をいただいています。1か月で5件の工事に全力投球するからこそ実現できたといえる、まさにそんな内容の施工例となっています。
DESIGN POINT 1水平垂直ラインの強調とカラーグラデーションで建物に寄り添うデザイン
「深い軒で強調されたすっきりとした水平ライン」「バルコニーの連続的な横格子フェンス」「縦横に走るブラックのサッシで縁取られた大開口の窓」と水平垂直のラインが強調された重厚感たっぷりの建物。
建物に寄り添い、調和する様にデザインされているのが菊地様邸のエクステリアの一番の特徴ではないでしょうか。
立ち上がりの壁は水平ラインでつながりながらも、高さに変化を持たせ、リズミカルに配されています。また、ウッド調フェンス(エコモックフェンス モカ:LANDEX)とアイボリーの吹付で建物の仕上げに配色を徹底して合わせ、建物を引き立てています。
アプローチには自然な風合いで、趣のある石畳風であることが特徴の300×600サイズのコンクリート平板(カルムぺイブ:TOYO)が採用されています。水平方向の広がりを感じさせる工夫が施されていると共に、足元をグレー色で、落ち着きのあるカラーとすることで空間全体に安定感が生まれています。
横に長く帯状にデザインされ、水平ラインが強調された駐車スペースの花壇。タイルには天然石調のタイル(キュービック:リビエラ)のマルチカラーを採用。ブラウン、ブラック、グレーなど、建物や舗装に使われているカラーが取り入れられています。ランダムな色調ですが、建物、壁と舗装を柔らかにつなぐ役割を果たしています。
たとえば、ジャズのビッグバンドには旋律を奏でる「リードプレイヤー」がいます。そして、それを支える「サイドプレイヤー」という役割があります。「サイド」には「リード」の音色をしっかりと聴き、ニュアンスを合わせ、その上できちんと音を鳴らすスキルが求められます。「建物」と「エクステリア」の関係性と共通していると感じます。
エクステリアには建物に寄り添い、デザインの彩りやさらなる利便性を与える役割があります。「リードプレイヤー」と同じく、決して、独立して成り立つものでは無いのです。プランナーが建物のデザイン的特徴やお客様の生活をよく理解し、建物と共鳴しあうようなご提案をすることが、お家全体の価値の高さに繋がっていくのではないでしょうか。
リビングからの一続きのオンリーワンな広々タイルテラス
なんと、リビングから完全にフラットで、一続きに繋がるウッド調のタイルテラス。テラスと建物の間にグレーチングを挟むことで可能となった設計です。リビングのフローリングと仕上げを合わせたことでより一層、外と中のつながりを感じられる広々とした気持ちの良い場所となりました
ウッド調タイル(レグナ4:ニットー)、600角タイル(イオニアD91:アイコットリョーワ)仕上げのテラスと人工芝を基調にして、極力、土のスペースを減らし、奥様が苦手な虫を寄せ付けないお庭を実現いたしました。
壁とフェンスで囲い、門扉を付け、クローズにすることで、ドックランとしても活用できる仕様になっています。わんちゃんのお散歩に行けない日でもこれで安心ですね。
塗壁に埋め込められて一体となった水栓は、スッキリとしたデザインです。パンにはスプリットタイプ(Onlyone)を採用し、シンプルでありながらモダンな設えです。
また、テラスタイルと合わせて仕上げられたベンチは、空間によく馴染んでいます。そこに、コロンと丸く可愛らしい照明(ボールスタンドライト:タカショー)を置くことで、お庭のアクセントになっています。
施主様の生活に寄り添ったオンリーワンのお庭。機能性とデザイン性が両立し、気持ちの良い空間に仕上がりました。
「家庭」の「庭」に癒しを与える樹木
「家庭」という言葉には「庭」という字があります。リビングからふと外に目をやると、ちらりと顔をのぞかせる樹木のグリーン。樹木に限らず植栽があることで、まるでエクステリアがメイクアップされたかのように、優しい印象に仕上がります。
また、庭に「生きた木」があることは絶対条件ではありませんが、そこに1本でも樹木があることで、成長や四季を身近に感じることができ、各段に庭の魅力が上がると思います。このように、自然を身近に取り入れることで、家族で気持ち良く過ごせる、そんな「家庭」が築けることでしょう。
施主様邸では「ハイノキ」「コハウチワカエデ」の2本の樹木が植えられています。
「ハイノキ」は高級住宅街のおしゃれな邸宅の代名詞ともいえる樹木ではないでしょうか。常緑樹の中では珍しく、柔らかな樹形で、株立ちの幹は繊細な線が美しく、モダンで品格高い雰囲気を醸し出してくれています。
「コハウチワカエデ」は春から夏の新緑や、カーテン越しにゆらゆらと揺れる葉の動きに癒されます。そして、秋から冬にかけて色づくその葉の様子に四季の移ろいを感じることができます。
違った顔を持つ、2本の樹木を配したことで、自然の多様な表情を感じ、これからご家族の生活に癒しを与えていってくれるのではないでしょうか。
「美しさ」と「機能性」を兼ね備えたライティング
遊び心や美しく見せる工夫が散りばめられていながらも、明るさの欲しい場所はしっかりと照らす、機能性も兼ね備えたライティング計画となっています。
駐車場の花壇スペースは埋め込み型のグランドライト5型(タカショー)を規則的な間隔で当てることで、石材風タイルの凹凸の陰影が強調され、日中とは違う表情を楽しめます。
樹木はアッパーライトで照らし、枝葉の陰影が建物の白壁に映し出され、風に揺れて影も一緒にゆらゆらと動く様子がなんとも幻想的です。
また、アプローチの浮き階段の1段目にはフレキシブルLEDバー(タカショー)を埋め込み、浮遊感を強調し、デザイン的な面白さを表現しています。それだけでなく足元の安全性が考慮された明るさを確保しています。
門袖前には、表札・ポスト・インターホンを確実に照らし、同時に駐車場からアプローチにかけてより広く空間全体を照らす目的でエバーアートポールライト14型(タカショー)が採用されています。
このように、それぞれの場所によって照明器具とその当て方を変え、様々な工夫が凝らされています。こうして、夜の景色の新たな楽しみが得られただけでなく、安全面も同時に確保することができました。
このたび、素敵なお庭の提案、そして施工をしていただき本当にありがとうございました。
元々、実家の外構工事を癒樹工房さんがして下さっていたこともあり、この目で完成するまでの様子を見ていたため、新居が完成し、外構工事は“ここにお願いしよう!!”と決めていました。
言葉だけでは、なかなか理想や思い描くものが伝わりづらい中、出来上がったプランは想像以上で、さらに素敵な提案をして下さりとても感動しました。わがままな要望に加え、減したり、追加したりの工事も笑顔で快く対応いただき、感謝しています。
工事担当の方達も人柄が良く、不安なことや気になる点も聞けばすぐ対応して下さって、丁寧で安心してお任せすることができました。
工事の終わりごろには、終わってしまうのが寂しく思うようになるくらい。。。
本当に素敵な方達に恵まれたと思っています。
完成した庭は、家のリビングの床からつながって見える、ウッドタイルに、愛犬が走り回れる人工芝。虫が苦手な私に配慮した植木、とそれを下からライトアップ。完成するまで開けることができなかったカーテンを全開にし、毎朝、毎晩、お庭を見ては、うっとりしています。
癒樹工房さんに出会えい、依頼して、心から良かった!と。
本当にありがとうございました。一生忘れることはないです。
菊地
外構工事お疲れ様でした。
知り合いも周りに多い分最初は正直気乗りはしませんでした。
工事が始まり、梶原さん、小泉さん各担当様が良くしてくださいました。
後悔してほしくないからと、こちらの要望も忙しいなか急な要望なども、対応、こなしてくれてこちらに寄り添って考えてくれる・・・そう感じるほどでした。
気持ち的にも外構の外観も仕上がり、満足しています。
ありがとうございました。
ご縁がありましたらまた宣しくお願い致します。
菊地