新築エクステリア工事施工事例集
角地ゆえの不安を解消するセミクローズエクステリア~矢崎様邸~
安全性を高める大きく囲った白壁のデザインウォールのエクステリア
角地は二方向が道路になっている開放的な敷地ですが、角地ゆえの危険性も存在します。安全性を重視したセミクローズのデザインをご提案させていただきました。
敷地を大きく囲った白壁のデザインウォールは、道路からの視線をカットするだけでなく、お子様の急な飛び出しも防止する役割を持っています。圧迫感を軽減するため、ガラスブロックを埋め込み抜け感を出したエクステリアデザインに仕上げました。光を取り込みますので、デザインウォールの内側が暗くなることもありません。玄関へ続くアプローチ沿いの壁にはモダンな建物の雰囲気に合わせ木目のアクセントを。玄関へと誘導する目印になっていますね。
セミクローズエクステリアやクローズエクステリアの時に気を付けなければならないのが、交差点の死角を作らないこと。車が安全に交差点へ侵入できる配慮も必要です。大きく囲ったデザインウォールですが、角の一部を凹ませ植栽スペースを配置。視界を遮らないように工夫をしました。また、敷地内にある無機質な電柱も植栽によって目立たなくしています。
DESIGN POINT 2ご家族と共有のアプローチは使いやすく安全に
矢澤様のお隣にはご家族のお住まいがあります。アプローチは矢澤様もご家族も使いやすいようデザインしました。道路からの目隠しの役割も果たしている木調のアルミ柱を境に、右はご家族がお住まいの玄関へ向かう階段アプローチへ、左は矢澤様のご新居へと分かれます。ご家族の敷地との高低差は、割石調の化粧ブロックを用いて解消しました。床面はシックな乱形石で舗装をし、アプローチの上にはGフレームを設置。フレームはエクステリアの顔となるフォーカルポイントをより引き立てるアイテムです。
DESIGN POINT 3敷地いっぱいに設置したフレームが印象的なカースペース
アプローチと同様に駐車場側にも大きなフレームを設置しました。境界線に設置することにより敷地の外と内を明確に分けるゲートの役割を持たせました。さらに敷地いっぱいにフレームを伸ばすことで、ダイナミックな印象を与え、より敷地を広く見せることが出来ます。駐車場の床面はアプローチを同じシックな乱形石とピンコロをアクセントにデザインしました。ピンコロのラインは、駐車をする時の目印にもなっています。
DESIGN POINT 4道路や近隣からの視線をシャットアウトしたプライベートガーデンエクステリア
デザインウォールの内側は青々とした人工芝スペースが広がります。白い壁で囲まれたプライベート感ある仕上がりに。お子様がプールなどの水遊びが出来るよう、立水栓も設置しました。クッション性に優れたふかふかの人工芝ですからお子様が走り回っても安全です。また、泥で足が汚れることもなく、後片付けも簡単ですね。お庭の角にはベンチを設置。お子様が遊ぶ姿を眺めたり、お子様の安全を見守ることが出来ます。
新居に住み始めてから一年余りが経ち、その間外構について”なんとなく調べては考える”ということの繰り返しで一向に進展が見られない状況でした。
そんなとき、たまたま行きついたのが癒樹工房のHP。施工例を見て”感じ”が良かったので、とりあえず資料を請求させていただきました。
敷地が狭く、また、ハウスメーカー提携の外構業者から示された案がイマイチだったため、庭という庭をつくることに玄関を感じていたこともなかなか外構工事に踏み切れなかった(真剣に検討しなかった)要因でもありました。そんな背景もあり、成果をあまり期待しないなかで迎えた打ち合わせでしたが、担当の新井さんがオープンな空気をつくってくださったこともあって、思っていることをあれこれ言わせていただきました(笑)初回はとにかくこちらの話をよく聞いていただき、そのうえでそれを投影したプランをご提案いただき、また検討。
狭いスペースでも庭として楽しめることがわかり、楽しみながら打ち合わせが進められました。回を重ねながら最終形ができていったので、納得の出来となりました。工事が始まってからも相談や微調整に応じていただき、少し気になることがあってもお尋ねするとスピーディーかつ丁寧にお答えいただけたので、不安をひきずることなく工事が進められ、日々の進捗が楽しみでしようがありませんでした。
工事が終わり、できあがったベンチや水栓、化粧石など、各部分も気に入っており、緑も取り入れられ、諦めていた個性的な庭が手に入り、機能的にも外見的にも満足できるものとなり、とても嬉しく思っています。
癒樹工房さんと出会えたのは幸運でした。新井さんをはじめ、ご関係者の皆さん、本当にありがとうございました。