ガーデンリフォーム工事施工事例集
大規模なプランニングで見間違うような和モダンファサードに~高山様邸~
既存の建物を撤去・リフォームして広々としたクローズエクステリアに
リフォーム前は作業小屋が2つあり、母屋がほとんど見えない閉ざされた状態でした。長年の経年劣化で小屋の外壁も傷んでいたので、今回はエクステリアと一緒に小屋のリフォームも行うという大工事でした。母屋前にあった小屋のうち、一つは撤去し、もうひとつは左側をリフォームしました。作業小屋を撤去した部分はアプローチとして使用することに。このアプローチは母屋へと向かう通路です。育ち盛りのお子様にも安心なクローズエクステリアです。ガレージとして使用されていた左側は、使いやすいように出入り口をコンクリートで舗装し、滑りにくくするため刷毛引き仕上げを施しました。とても広いスペースになっているので、様々な使い方が出来ますね。
DESIGN POINT 2母屋へ通じるアプローチにはオーバードアを設置
母屋の前にも駐車できるように、電動式のオーバードアを取り付けました。オーバードアも取り付け、人も車も楽に出入りが出来るようになりました。オーバードアは最大サイズのものを選択し、ゆとりのあるカースペースに。金物はすべて柿渋色に統一してあるので、すっきりした印象を受けます。カースペースにはカーポートを設置してお車を守ります。
DESIGN POINT 3和の印象のデザインウォールと床の可愛らしい足跡
デザインウォールは玄関周りの雰囲気に合わせて和モダンの印象になるように造作しました。デザインウォールは和モダンな雰囲気をを出すため、タイルは昔の製法で作られたものを使用。笠木には瓦を使っています。後ろから顔を出している黒竹のおかげで軽やかさが増していますね。また床面には猫好きの高山様のご希望で丸いタイルで猫の足跡を表現。足跡は奥まで続きます。足跡を辿っていくのも楽しいですね。
DESIGN POINT 4プライバシー対策として設置したLIXILのプラスGと、幻想的なライティング
門扉を進むと和を意識したデザインウォールに加えて、プラスGでつくった縦格子が目に留まります。既存物がなくなったことで丸見えになってしまった玄関周りを、効果的に隠してくれます。夜間の安全と防犯に必須のライティングには、プラスGの梁に仕込ませたダウンライトと信楽焼のカバーを被せたポールライトを設置しました。焼き物のカバーから漏れる光が優しく周りを照らします。日本庭園のような侘び寂びが感じられます。周囲を適度に照らす淡い灯りが、夜のお住まいを幻想的な雰囲気にしています。
築40年になるわが家、親の代で工務店を営んでいた関係で玄関までのアプローチなどなく、使われなくなった倉庫が外からの視界を遮り、お友達が遊びに来てくれても「あれ?玄関まではどこを通っていけばいいのだろう??」という状態でした。何とかしたいなぁと思っていたところ、癒樹工房さんのHPに出会いプランニングを依頼、来ていただいた五十嵐さんの的確なアドバイスとその場でラフに描かれたデザイン画、何より五十嵐さんの安心感を抱かせるお人柄が決め手となって工事をお願いすることになりました。担当していただいた富島さんも大変真面目に私達と向き合ってくださり、無茶振りと思える要望もひとうひとつ形にしていただきました。
既存倉庫の解体からの工期も長い大工事でしたが、施工中庭がどんどん変身していく様子は毎日楽しみと驚きで、埼玉の片田舎ではあまり見かけないオシャレなデザインに見ず知らずの通行人の方々もよく足を止めて作業に見入っていかれました。
決して安くはない買い物でしたが、子ども達をのびのび遊ばせられるいい庭ができて満足です。癒樹工房の皆様、実際に暑い中施工に当たってくださった職人の皆様ありがとうございました。ありがとう
高山