ガーデンリフォーム工事施工事例集
エレガントなエクステリアで安心も美しさも~𠮷川様邸~
デザインウォールと乱形石貼りのアプローチでつくる上品なプライベート空間
リガーデン前の𠮷川様邸は、玄関前に目隠しがなく、玄関を開けると通りから家の中が見えしまう状態。まず玄関前のプライバシーを確保するためにデザインウォールを造作します。デザインウォールの貼り材は、外壁とイメージを合わせてボーダーの石材を使っていますが、あえて外壁よりも淡い色を使い、建物を引き立てる存在にデザインしました。可愛くなりすぎず、大人っぽい表情が魅力的ですね。
新たに造作したデザインウォールにはポスト・表札・インターホンを付け、機能を集約しました。リガーデン前もデザインウォールにポストを取り付けられていましたが、玄関ポーチの柱が邪魔になり郵便物が取りにくく、日々のストレスになっていました。ポストは玄関を出てすぐに郵便物を取り出せる位置に取り付け、使いやすさにもこだわった配置になっています。デザインウォールは玄関に対して斜めに造作することで、玄関前の空間を最大限に活用します。
しかし壁をつくると気になるのが圧迫感です。それを軽減させるため、デザインウォールにくり抜きをつくり、その中にアイアンの装飾を施しました。奥が見通せることで、圧迫感が軽減されます。アイアンの飾りは表札と相まってお住まいを飾り、エレガントな雰囲気をつくり出します。そして玄関前からまっすぐに伸びていた階段は、横に上り下りする形につくり直すことに。階段は𠮷川様とお打ち合わせを重ね、日々の昇降のしやすさを考え、幅や高さにこだわりました。階段の舗装は乱形石貼りを施し、ゴージャスなイメージにデザイン。外壁のボーダータイルのカラーに合わせ、イエロー系の乱形石を選定しました。
洋風なお住まいにエクステリアが調和していますね。玄関ポーチのタイルは階段に使用した乱形石と色を合わせ、全面的に貼り替えを行いました。明るく優美な表情を持ったアプローチに変身。正面のシンボルツリーは、植物が大好きな𠮷川様にも気に入って頂いた、常緑樹のハイノキを植えました。ハイノキは常緑樹には珍しく非常に成長が遅く、お手入れがしやすい樹木です。自然樹形が美しいハイノキは5~6月頃に白くて可憐な花を咲かせ、見る人を楽しませてくれます。また葉の密度が高くないので、涼しげな印象です。5~6月の暑くなりだす季節に爽やかな花と枝葉で涼を感じることができるでしょう。一年中変わらない存在感を示す植栽で玄関前を彩ります。
優雅で大人な雰囲気を演出したエクステリアによって、お住まいに新たな価値を生み出しました。
我が家の外構は、ポストの郵便物が取り出しづらいことと、家の玄関ドアーを開けると道路から家の中が見えてしまうという問題がありました。建築してから16年経ち補修が必要になってきて、この際長年の不便さの解消とリニューアルをお願い致しました。
目かくしは必要だけれど圧迫感は嫌とか、優しい感じにとか、こちらの要望をよく聞いてくださり、計画図を何度も描きかえて色々な提案をしてくれて、納得できるまでつき合って頂きましてありがとうございました。
工事を担当して下さった小泉さんご一家はじめ、職人の皆さんも熟練の方々で安心してお任せでき、工事も楽しみでした。暑い最中にていねいな仕事をして頂き本当にありがとうございました。
おかげ様で問題も解消し、さらにおしゃれで思った以上の出来栄えに、癒樹工房さんにお願いして良かったと感謝しております。ありがとうございました。
これから門柱脇の植木の手入れが楽しみです。担当の梶原さんが玄関脇のシンボルツリーを”ハイノキ”にしたらという一言で植木のことをよく知っていると感心したのが決め手でした。
𠮷川 勝清・宏子