エクステリアのワンポイント
ご家族の思いをお庭に込めた、エクステリアのワンポイントアイテム
1人1人の顔が違うように、お住まいもお庭も同じものは存在しませんね。しかしお住まいやお庭を美しく見せたいと思う気持ちは同じかもしれません。思いの数だけお住まいやお庭に魅力がプラスされます。ここではそれぞれのご家庭ならではの魅力を引き出すためのエクステリアのワンポイントをご紹介します。今あるエクステリアやこれからのエクステリアの参考にしてみてはいかがでしょうか。
DESIGN POINT 2フォーカルポイントにもくつろぎの場所にもなるベンチ
ガーデンスペースにベンチがあると居心地の良さがグンとアップします。ベンチがあれば、ふと外に出て爽やかな風を感じたり、ガーデニングの後の休憩に使ったりとご家族の憩いの場になります。既製品でも素敵なデザインのベンチもありますが、オーダーメイドのベンチをデザインすれば、ガーデンスペースへの愛着が増し、さらにお庭に出たいという気持ちになることでしょう。また花壇を兼ねたベンチで植物を愛でながら語らいを楽しむという使い方もあります。
他にもデザインウォールとベンチを一体化させてつくることでデザインウォールが目隠しとなりプライバシーも守られます。またデザインウォールの補強することにもなります。ベンチはタイルや自然石を貼って造作しますが、使う素材によって表情が変化するので、お庭のテイストに合わせてデザインすることが可能です。さらにバーライトというLED照明を設置すればお庭のフォーカルポイントにもなり、夜もくつろげる場所になるでしょう。
ウッドフェンスとベンチで優しい木の雰囲気を〜齋藤様邸〜
第2のリビングとして活躍するナチュラルガーデン〜石井様邸~
ペットへの愛情を表現するアイテム
3世帯に1世帯はワンちゃんや猫ちゃんを飼っている現代。ワンちゃんや猫ちゃんにとって快適なペットガーデンつくりたいと考えておられる方は少なくありません。またせっかくお庭をつくるならワンちゃんや猫ちゃんのアイテムを取り入れて、お庭のワンポイントにしたいと思う方もいらっしゃいます。表札や車止めなど様々なアイテムに動物がデザインされていたり、シルエットのオーナメントもあります。大好きなペットを模した可愛らしいアイテムでお庭を飾れば、ご家族の一員でもあるペットも喜んでくれることでしょう。
猫が鍵盤の上を走る、夢いっぱいのキャットガーデン~根岸様~
可愛らしさと落ち着きを持ったカフェ風エクステリア~谷島様邸~
ご家族の思い出になるメモリアル
エクステリア工事の時に、手形などの記念となるものを残したいというご要望が多くあります。とりわけお子様が小さいご家庭では、年数と共にお子様の成長を感じられるので、取り入れたいとお考えの方も多いようです。お庭にご家族のメモリアルがあれば、眺めるだけで幸せな気持ちになりますね。さらに手形を残すためにご家族で作業することそのものが思い出となり、ご家族の記念として記憶に刻まれることでしょう。エクステリアの記念に手形のアートをお庭に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
ご家族のメモリアルが入ったベンチで憩いのひと時を~松本様邸~
DESIGN POINT 5琉球テイストのマリンアイテム
透き通るほどに美しい海に青い空が印象的な沖縄の爽やかな雰囲気を取り入れれば、マリンスタイルのエクステリアをデザイできます。海を思わせるようなブルーのアイテムは沖縄の爽やかさを感じさせます。他にも花ブロックという風と光を通すブロックを使えば、琉球テイストのエクステリアに。また沖縄の守り神として有名なシーサーをファサードに飾る方もいらっしゃいます。シーサーを配置しただけでは浮いてしまいますが、マリンテイストのエクステリアなら違和感なく景観に溶け込みます。「沖縄が好き」、「海が好き」という方はマリンスタイルのエクステリアを取り入れることをオススメします。
DESIGN POINT 6洋風建築とマッチするロートアイアン
ロートアイアンとは無垢鉄を熱し、たたいて作る製品の事で、ヨーロッパでは門扉だけでなくフェンスや窓の格子等に使われている伝統工芸品です。
繊細で優美なロートアイアンの製品は、本物だからこその高級感を持っています。デザインを合わせてアイアンの表札や、銅製のポストなどの小物を使ってリフォームすれば、門まわりが素敵に大変身!ロートアイアンの門扉は背が高くても重くならず、軽やかな印象になります。
ロートアイアンの凝った装飾は高級感と存在感がありますので、小さな片開き門扉でもエントランスが大人かわいい雰囲気に仕上がります。
アーチにバラを這わせて憧れのローズガーデンが実現~石田様邸~
DESIGN POINT 7アジアンテイストを高めるアイテム
非日常を感じさせるリゾートガーデンにしたいというニーズは近年高まっています。そういう時はバリの寺院やホテルでも使われているストーンレリーフがオススメです。南国ムードをアップしてくれます。植物をモチーフにした繊細な彫刻が景観のアクセントになり、エクステリアライトによってライトアップすれば、バリの黄昏時を思わせるアイテムです。
さらにバリというとカエルの置物。オブジェとしても存在感があり、アジアンな雰囲気が漂います。「しかし、なぜカエルなんだろう?」と思うことでしょう。
バリではカエルは神の使者として大切にされているそうです。人々の生活を守る神の使いとして崇められていました。そのためバリのいたるところでは、守り神としてカエルの置物が飾られています。幸福を願う気持ちは世界共通ですね。昔から人々の生活を豊かにしたいという願いは変わらず、現代にまで引き継がれています。本物は苦手だけど・・・という方も意味を知ると、ちょっと取り入れてみようかなという気持ちになるかもしれません。
ちょっとしたアイテムでご自宅のお庭に南国の風が吹き抜けることでしょう。