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立水栓・ガーデンシンク

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DESIGN POINT 1

お庭に欠かせない水まわり機能

お庭で家庭菜園をしたり、バーベキューをしたり、お庭の使い方は様々ですね。しかし使い方に関わらず、必要な機能は共通しています。その機能とは「水まわり機能」です。お庭に立水栓やガーデンシンクがあれば、お庭で過ごす時間が快適になり、子供から大人まで長く楽しく過ごせる第二のリビングのような空間になります。しかし中には「散水栓のままでも良いのでは?」という方もいらっしゃることでしょう。散水栓と立水栓どちらを選べば良いのでしょうか?まずはそれぞれの特徴について考えてみましょう。

DESIGN POINT 2

散水栓とは・・・?

散水栓とは地面に蓋がついており、地面に埋設されているタイプの水栓です。見た目にはスッキリした、このタイプの水栓は地面とフラットなので、場所も取らないというメリットがあります。
しかし散水栓を使って水を出そうとするときは地面にある蓋を開け、ホースを繋いで使用しなければなりません。その都度しゃがんで使用する必要があるので、足腰が悪い方には苦痛になってしまいます。また散水栓によくあるのが、ホースの付け外しが面倒になり、ホースを繋ぎっぱなしになってしまうということ。そうなると景観を損なってしまいます。
さらにボックスタイプの散水栓は、中にゴミや枯れ葉が溜まり、虫のすみかになってしまうことも。それを知ると開けるのが怖くなりますね・・・。日々の使い勝手を考えると不便を感じることがほとんどです。

DESIGN POINT 3

立水栓とは・・・?

立水栓とは地面から立ち上がった柱に蛇口を取り付けた水栓です。散水栓とは違い、設置するためのスペースが必要になりますが、水やりのためにわざわざしゃがむことはなくなります。立水栓の通常の蛇口に加えて、補助蛇口を取り付ければ、ホースを繋ぎっぱなしにしたままにすることもでき、使い勝手も悪くなりません。立水栓の高さには種類があるので、ご高齢の方は立ったまま使用できるタイプを選ぶのも良いかもしれませんね。
もしスッキリとしたデザインにしたいという方には、目隠しのデザインウォールと一体化させてコンパクトな立水栓をつくるのもオススメです。デザインウォールに蛇口を取り付ける場合は任意の高さに調整できます。大人だけではなく、お子様が使いやすい高さに調整して取り付けると、手を洗う時も便利です。
また立水栓には水栓パンという水受けを取り付けることがほとんどなので、立水栓の設置を考える場合には、水受けの機能だけで十分なのか、それとも水を溜めて使うのかを考えることが大切です。水を溜めて使う場合には、対応した水栓パンを選択しましょう。
立水栓は隠すことはできませんが、洗車や水やりなど日々の使い勝手を考えると設置することをオススメします。デザイン性のある「魅せる立水栓」なら、機能を満たしながら、お庭のアクセントにもなるでしょう。

DESIGN POINT 4

もっと充実したガーデンライフを過ごしたい方にはガーデンシンクという選択も

さらにアウトドアリビングや趣味を充実させたいという方にオススメなのがガーデンシンクです。ガーデンシンクとは、名前の通りお庭に設置する流し台のことです。お庭に設置して楽しく水仕事ができるガーデンシンク。
ここではガーデンシンクをお庭に取り入れることで得られるメリットについてご紹介します。

  • バーベキューやホームパーティーなど様々なアクティビティに大活躍
    室内で焼き肉をすると臭いがこもってしまうので、お庭でバーベキューを楽しむご家庭は多いですよね。そんなときにガーデンシンクがあれば手を洗ったり、食材を洗ったり等、ホームパーティーの準備もスムーズに進みます。
    アウトドアリビングを楽しみながら、ゆっくりしたいと思いますが、洗い物のためにいちいち家の中を行ったり来たりする必要があると、せっかくのくつろぎ時間よりも動いている時間の方が長くなってしまうかもしれません。しかしガーデンシンクで洗い物ができるので、語らいながら作業できますし、作業もすぐに終わらせることができます。片付けまでが全て外で完結し、家の中に後作業を持ち込まなくて済みます。心ゆくまでお庭での時間を楽しめるでしょう。
  • 水洗い、水やりが楽に
    ガーデンシンクなら好きな高さでものを洗えますし、腰に負担をかけずに水を汲めますので、家庭菜園や花壇の水やりの負担が減ります。ガーデンシンクの設置をお考えなら、シンクだけでなく作業台を設けると使い勝手がさらに良くなるでしょう。釣りやアウトドアがご趣味の方であれば、ご自宅で趣味の道具をお手入れしたいと思いますね。その時に作業したり、物を置ける場所があると便利です。また収納棚を付けると、ガーデニング用品や趣味で使う物などを置いておくことができます。
  • お庭の素敵なワンポイントに
    ガーデンシンクは植物などの自然を中心に構成されたお庭の中で、パッと目をひく造形物。お庭の全体を引き締める素敵なアクセントになること間違い無し。美しくデザインしたお庭でも、「なんだかありきたり…」と感じるときは、ガーデンシンクの設置がオススメです。ガーデンシンクを設置すると全体の雰囲気も変わります。

ではガーデンタイムを充実させる立水栓やガーデンシンクはどのように選んだら良いのでしょうか?

DESIGN POINT 5

ガーデンシンクの正しい選び方

ガーデンシンクを選ぶ時はデザイン性も重視しながらシンクの材質をしっかりと吟味することが重要です。ガーデンシンクには、素材によって次のタイプがあります。使い勝手や見た目にも大きな影響を与えるので、用途や使い勝手も考えて、好みのデザインのものを選んでいきましょう。

  • ステンレス
    ステンレスは見た目もシンプルで清潔感があるのですが、おもしろみがなく物足りないと思われることも…。しかし雨風にさらされてもサビないので屋外に置くガーデンシンクには最適です。お掃除も簡単なので長く、きれいなまま使えます。
  • 陶器・石
    石や陶器を使ったシンクは庭にある自然とのなじみが良く、お庭のさりげないアクセントに役立ってくれます。タイルを使った商品なら、サイズのバリエーションも豊富。タイルはカラフルでカワイイ雰囲気が作れるので、女性を中心に人気の素材です。植物との相性も良いので、シンクとして使っていないときでも植木や花を飾って楽しめますよ。
  • FRP(繊維強化プラスチック)
    FRP(繊維強化プラスチック)を使ったシンクは強度が高く、表面の加工が自由自在。ツルンとした磁器のような風合いも、レンガのようなアンティークな風合いもつくり出すことができます。形の加工もしやすく、丈夫でありながら見た目の質感は柔らかいという魅力があります。
DESIGN POINT 6

目的とスペースに合わせてサイズを選択

ガーデンシンクのサイズは、大きいものから小さいものまで様々です。シンクのサイズは洗うものの大きさや量にも影響するので、どんな目的でガーデンシンクを必要とするのかを考えてサイズを選びましょう。
シンクの形は四角いものが定番ですが、石をくり抜いた丸い水鉢状のものもステキです。ガーデンシンクはお庭の限られたスペースに置くものですから、設置場所のスペースに見合ったものを選ぶのも大事なポイントです。

  • 体の負担になりにくい高さを選択
    ガーデンシンクをアウトドアクッキングや収穫した野菜の洗い場に使う場合は、腰をかがめずに使える高さだと体に負担がかかりません。ペットの足を洗うために使う場合には、ちょっと低い方が楽です。ガーデンシンクの高さは、使う用途や自分の体のサイズにあわせてチョイスしましょう。
  • 程よい重さがあるものがおすすめ
    設置の手間を考えると、ガーデンシンクは軽い方がいいと思う方も多いと思います。しかしほとんどの場合、一度設置すれば移動させるものではないので、ある程度の重量があるものを選ぶことをおすすめです。その方がガタツキがなく、水洗いの作業もしやすくなります。
    本体重量が軽い商品を購入する場合には、壁際に設置するなどして、雨風の影響を受けない置き方をするなど、工夫することが必要になるでしょう。

立水栓やガーデンシンクは第二のリビングを支えてくれるアイテムです。オーダーメイドで使い勝手もオリジナリティーも追求したデザインのものをつくることもできます。既製品にはない味わいは愛着が増します。眺めるだけで気分が上がるような立水栓やガーデンシンクを設置して、機能性もアップさせながら、お庭のフォーカルポイントをつくってみるのはいかがでしょうか?

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