新築エクステリア工事施工事例集
自然石で彩られたアースカラーのアプローチとデザインウォール〜羽石様邸〜
自然石で彩られたアースカラーのファサード
最初からお庭まで完備されていた建売住宅を購入したものの、生活していくとともにシンプル過ぎるエクステリアをなんとか変えたいと思っていた羽石様。打ち合わせをしていく内にメインガーデンだけでなく、ファサードも大々的にリフォームすることに決定しました。味わい深い表情が特徴の、自然石をコンセプトにしたセミクローズエクステリアの完成です。ファサードは二種類の石材を組み合わせた、重厚な中に鮮やかさを感じさせるデザインです。ボーダー状の石材を貼り付けたデザインウォールはサイズの違う2枚を前後に組み合わせているので、重苦しさを感じさせず軽やかな雰囲気が醸し出されています。ボーダーの天然石を貼ったデザインウォールは一際、目を引くアイテムです。空間が華やかな印象になりました。表札やポストなど、生活に必要なアイテムは控えめなタイプを選び、ファサードの主役である自然石をうまく引き立てています。門灯とポストは同じ黒い金物タイプなので、統一感が感じられますね。
カースペースは横にも縦にも広く、ゆったりと駐車が可能です。駐車場をカバーするカーポートは4本足のしっかりとしたタイプなので台風や大雪の際も安心です。さらに屋根のパネル材は熱線吸収タイプのポリカーボネート製なので、車内が高温になりにくい効果があります。カースペース前から玄関までをつなぐアプローチには、方形の石材をパズルのように組み合わせて造作しました。様々なカラーが楽しめる床面は、エクステリアにメリハリを与えてくれます。夜のファサードは、黒い外観が渋い門灯がしっかり照らしてくれています。ボーダー状の石材をライトアップすることで、細かい影がランダムに生まれ、日中では味わえなかった魅力が感じられます。
DESIGN POINT 2
既存の天然芝とマッチするウッドデッキとオリジナルの立水栓
メインガーデンは既存の芝を大事にしながら、要所を適度にリメイクしました。ゾーニングはそのままに、使い勝手や過ごし易さは格段にアップしました。お庭のシンボルともいえる立水栓はタイルと塗り壁、ピンコロ石やレンガチップで完全なオリジナル品を作りました。異素材同士の組み合わせですが、カラーリングを温かみを感じさせる暖色系でまとめたので、違和感なく空間に収まっていますね。リビングルームの窓の前には濡れ縁サイズのウッドデッキを設けました。ローデッキとして造作した一段低いウッドデッキは、階段としても使用できます。お子様と一緒に遊ぶ広い庭も、腰を下ろすウッドデッキがあれば一層使いやすくなりますね。お庭のライティングはフォーカルポイント(見どころ)である立水栓の一部と、足下の安全を確保するために物置付近に配置しました。物置の前には大きな落葉樹もあるので、シーズンによって様々な緑の美しさを夜も楽しむことが出来ますね。
1年前に建売住宅を購入した時、庭には芝のみがはってありました。子供が遊ぶには良いなと思いましたが、実際に住んでみると、家族が外で遊ぶことはなく殺風景で魅力のない庭でした。
何とかしたいなと思っていた時、インターネットで「癒樹工房」を見つけました。とりあえず電話予約をし、話だけ聞いてみようと思いました。自宅に来てくれた設計の方はとても感じがよく、この庭を何とかしてくれるんじゃないかと思わせてくれました。主人と私の希望を聞き、数週間後には、すべてを盛り込んだ設計図が出来てきました。主人と私はすぐに気に入り外構をお願いすることにしました。
何度も打ち合わせを行い、途中の変更などもすぐに対応してくれて、私達の希望するものを作ろうとしてくれ、さすがプロだなと思いました。
案の定、出来上がった外構は設計図以上の素敵なものでした。
今では、部屋のカーテンを開けて、子供が外で遊ぶ姿と庭を眺めながらのんびり過ごすのが休日の楽しみです。
羽石