新築エクステリア工事施工事例集
レンガと鋳物の正しい使い方~勝又様邸~
レンガを使用して外観と調和したナチュラルな印象のエクステリア
白い外壁がソフトなイメージを与えてくれるお住まいにマッチするよう、エクステリアも優しいマテリアルで造作しました。色調も飽きがこないよう、落ち着いたもので統一してあります。門柱はレンガを積み上げて造作。ポストと表札は左官仕上げのデザインウォールに取り付け。柔らかい印象のお住まいにアールのデザインを合わせることで、優しい印象に作り上げることが出来ます。表札横の葉っぱのアイテムも可愛らしいワンポイントになっています。
門周りの床面には、長方形の石材を使用しました。門柱のレンガの積み方と同じ敷き方をすることで、統一感を出しています。レンガの門柱にはロートアイアンの門扉も取り付け、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。レンガとアイアンのコンビネーションはどの年代の方にも愛される組み合わせです。
ガーデンスペースの主役は「カンナ」とオリジナルのベンチ
ガーデンスペースには物置だとは思えないほど可愛らしいナチュラルな雰囲気の「カンナ」を設置。可愛らしい物置はお庭の主役です。
ガーデンスペースのコーナーにはくつろぐためのベンチを造作し、シマトネリコという常緑樹を植えました。シマトネリコは見た目が軽やかで、とても人気のある樹木です。
爽やかな日差しが差す午後に、ベンチに座って枝が風に揺れる音を聞く・・・そんな癒しの時間を過ごすのも良いですね。ご家族でリラックスできるガーデンスペースを目指しました。ベンチの一部分にはお子様にサインと絵を描いて頂きました。手作りのアクセントが後々大切な思い出に変わっていきます。
また目隠しのためにウッドフェンスを取り付け、プライベートな空間にしています。ウッドフェンスは物置「カンナ」とも相性抜群。全体的にナチュラルな雰囲気が漂う素敵なお庭になりました。
お洒落で植栽がしやすい花壇と立水栓
立水栓をガーデンスペースのフォーカルポイントとしてオリジナルで造作。縦に貼ってある自然石がアクセントになっています。花壇と花壇の間にあるので、水やりもしやすいですね。
ガーデンアプローチには白い玉砂利を敷き詰め、明るい空間に。その中の自然石の平板がリズミカルにお庭へ導きます。ガーデンアプローチ沿いに造作したレンガの花壇は高さを変えて前後に並べています。段違いにして分けることで、空間に動きが出ると共に植栽の区分けも容易になりました。ナチュラルな雰囲気のアプローチになっています。全体が優しい色で統一されているので、心が安らぎますね。
私たちは家の新築にあたって、当初はハウスメーカーの紹介の業者さんと外構計画を進めていたのですが、十分満足できるものではなく、インターネットでブラウズしていて、癒樹工房さんを知りました。提案して頂いたプランや、外構・造園に対するお考えを聞いて、お任せしようと思いました。完成して数ヶ月が過ぎ、概ね満足しています。
外構では、特にレンガで作った門柱が気に入っています。ロートアイアン風の門扉、棚とふきつけの塀、レンガのとりあわせも良いと思います。
庭では、天然芝も考えたのですが、手入れに自信もなかったので、花壇以外はタイルや防草シートで覆って、極力地面の土を出さないようにしました。それでも夏は僅かな隙間から生える雑草の処理がたいへんで、多忙な私たちはこれで正解だったと思います。また、ご提案頂くまではまったく考えていなかった物置(カンナ)も重宝しています。
ありがとうございました。
勝又