和とアジアンが見事に融合した美しいお庭に

ガーデンデザインコンテストの「シルバーデザイン賞」を獲得したこちらのお庭の特徴は、限られた敷地を最大限に使用し、異なるテイストを見事に調和させた点にあります。違和感なく調和させるために、色調は白、茶、黒をメインに選択。
「和」と「アジアン」のそれぞれの空間で同じ素材のタイルやウッドを使用して統一感を出すとともに、花台やアプローチ、立水栓などを造作する場所やデザインも計算して配置しています。こうすることで「和」と「アジアン」の異なるテイストが融合したエクステリアが完成しました。

素材や色を吟味した特別なエクステリアをご提案

アプローチはアジアンテイストにして、和庭の黒い飛び石やレンガにつながるように構成。ガーデンアプローチにはメリハリをつけるためにデザインウォールを配置しました。
アプローチの壁に入れたナスカの地上絵とハチドリは、オリエンタルな雰囲気を演出。材料は試行錯誤の末、熱帯魚用の底砂を使用しています。カーポートはお住まいの雰囲気に合わせシャープな雰囲気の物を選択。熱線吸収タイプなので車内の気温上昇を抑えます。
和室から見える部分は紅葉、苔、黒砂利、自然石、レンガなど様々な素材を使用し、目隠しにはウリンの板材を縦と横に張り分けています。

「アジアン」と「和」をミックスしたお庭に合うように植栽もテーマに沿って選択

和庭には四季の変化を感じられるドウダンツツジを配置。春にはベルのような形をした小さな白い花を咲かせます。秋になると真っ赤に紅葉し、その様子は見応えがあります。他にも常緑のキンモクセイを植えました。キンモクセイは秋になると優しく甘い香りが漂います。眺めも香りも楽しめるガーデンスペースになりました。
紅葉の隣にはライトを設置し、夜でも植栽を楽しめるようにしています。
お風呂前のアジアンガーデンにはシャープな葉の常緑樹を植栽。クローズエクステリアなのでいつでもお風呂から眺められるのが嬉しいですね。植栽からたくさんの癒しを得られることでしょう。

ガーデンルームでゆったりと自分の時間を満喫

三協立山アルミのガーデンルーム・ハピーナは、パネルが全てガラスなので透明度があるのが特徴です。柱は木目調で和のテイスト。折り戸パネルを開けることで、また違った表情を見せてくれます。今回は水はけの問題を解決するため、お庭をベースアップしてから設置しています。ガーデニングがご趣味の野國様ですが、リガーデン前は道路から丸見えの状態だった為に庭いじりをしている姿を見られるのがストレスだったようです。土の面を計画的に区切り、壁とフェンスでしっかりとガードされたお庭では以前の様な悩みは感じません。プライバシーを確保されたガーデンスペースでは、ゆったりした時間が流れることでしょう。

ライトアップされたお庭は昼とは違う美しい表情に

暖色系の光がガーデンルームや植栽、木目調のタイルを照らして、夜も美しい雰囲気に。バリ風のレリーフが埋め込まれた壁に挟まれた立水栓も、ライトアップされて更に存在感が増しています。アプローチの途中にある植栽の水やり用の立水栓も、シンプルながら美しく照らし出されています。
ライティングをしっかり計画したお庭では、夜は昼間とは違う表情を楽しめます。ナチュラルテイストなガーデンスペースには暖色系の光が似合いますね。お住まいも一緒にライトアップする事でお住まいとガーデンスペースが一体となり、より美しい景観を演出します。