新築エクステリア工事施工事例集
雑草との格闘から開放されてローメンテナンスに生まれ変わったワイドタイプのウッドデッキガーデン〜飯坂様邸〜
DESIGN POINT 1
ローメンテンナンスに生まれ変わったウッドデッキガーデン
長い間放っておいたうちに雑草だらけになってしまったガーデンスペースを一新して楽しくお庭を使えるように、お庭の大部分をウッドデッキでデザインした飯坂様邸。外に出やすいように動線にも配慮しながらナチュラルテイストに仕上げたガーデンスペースは、以前とは比べ物にならないほどの利便性を誇ります。
雑草だらけのガーデンスペースに二度とならないよう土の面をほとんど削り、代わりに床面の殆どを占めるのはウッドデッキです。生木を使ったウッドデッキはフラットに大きくデザインし、横になってゆったり日向ぼっこをしたり大勢を呼んでパーティーを開いたりと、沢山の使い方が可能になりました。
リラックスできるウッディな空間をよりプライベートスペースとするべく、高い外壁でしっかり周囲を囲いました。デザインウォールの上には木目調の横桟のフェンスも取り付け、隣地や道路からの視線は完全にカット出来ます。
広いウッドデッキ上では様々な使い方が出来るように、木製のベンチも設けています。ベンチのコーナーにはグランドライトもつけているので、夜は高低差を認識することが出来て転落防止に役立ちます。
お庭のコーナーには自然石と土で造作した和モダンな雰囲気の築山を造作しました。土の表面は苔と白い化粧砂利で彩り、和の美しさがよく表現されています。それぞれ趣の異なる高木も3本植えたので、季節ごとに様々な表情が楽しめることでしょう。
DESIGN POINT 2夜を彩るバラエティ豊かな光
夜はタイプの違うライトが一斉に対象物を照らし、バラエティ豊かな光の共演がなされています。木々を照らすのはガーデンライトで、コーナーに向けた光が壁に高木の影を印象的に映し出しています。
ベンチは光を浴びてよりシンボリックに演出されています。直接光が差さないウォールライトはデザインウォールをぼんやりと照らして、空間を柔らかい雰囲気に変えてくれました。ベンチの下部には見えないよう仕込んだバーライトが光り、まるでベンチが宙に浮いているかのようですね。
高い外壁をつくったおかげで、夜になってもリビングルームにシャッターの必要はありません。窓を開けばウッドデッキをリビングルームの延長として使うことも可能で、室内と屋外をシームレスに楽しめます。
夜の一番のフォーカルポイントはお庭の隅の築山です。3種の光源でライトアップされたコーナーは豊かな表情の影と木々の揺れを愛でることが出来、自然の美しさを改めて感じさせてくれます。
先ず始めに今回のエクステリア工事を手掛けいただいた癒樹工房の西村様、真夏の炎天下に作業していただいた親方、わがままな要望に応えてくれた大工さん、通常より難しい配合の塗材で外壁を仕上げてくれた左官屋さん、みなさまに感謝申し上げます。
家族からもひと言、感想を書かせていただきます。
(ママ)今まで閉めきりだった窓の前に庭が出来た事開けられるようになりました!
太陽の光を浴びながら庭を眺め幸せな時間を過ごしています。
(娘)あの雑草だらけの庭からこんな素敵な庭にしていただけて嬉しいです。小さい頃からキレイな庭がほしかったのでやっとのびのび出来る場所が出来たな~と見るたびにワクワクしています!!暑い中本当にお疲れ様でした。この庭でたくさんの思い出を作りたいと思います。
ありがとうございました(^_^)
(息子)庭を作ってくれてどうもありがとうございました。
このように家族も満足しているようで私も「ホッ」としています。
最初のヒアリングで某温泉旅館の余蘊名イメージと伝えたところなんと遠方にも関わらず現地に家族と行って来られたそうです。聞いて見て感じてデザインに反映していただいたことにとても感動しました。最後になりましたが「ありがとうございました!」
飯坂健太郎