新築エクステリア工事施工事例集
日本の美を凝縮した荘厳美麗な門構え〜金武様邸〜
ご新築を美しく包む、和モダンの囲い
柿渋色の親子扉が似合う、和モダンテイストのクローズエクステリアの金武様邸。石材やデザインウォールも和の雰囲気を感じる門構えは日本の美を感じさせます。床面を彩る日本原産の渋目の石材は、雨に濡れることでさらなる美しさをまといます。デザインウォールやフェンスなどの構造物は色のトーンを抑え、シックな雰囲気を醸し出しています。左側のデザインウォールは手前と奥に2枚重ね、奥行き感を表現しました。デザインウォールやフェンスのみだとクローズエクステリア特有の圧迫感が出てしまうので、デザインウォールを少しセットバックさせ植栽スペースを設けました。
角地に立つ立地条件のため、アプローチとカースペースはセパレートしています。カーポートは足の細いものを選び、お車の出し入れの邪魔にならないよう配慮しました。コーナーのデザインウォールは斜めに配置することで車の動線の邪魔にならずにお庭を隠すことが出来ます。
和モダンの雰囲気を大事にするため、手前側のデザインウォールには茶系の渋い擬石の細いタイルを貼りました。ご新居の淡いブラウンに合わせてフェンスやデザインウォールの色も茶系に統一することで、お住まいとエクステリアが融合し一体感を感じさせてくれます。
日本古来から愛され続けているマテリアルでこだわりのアプローチを
門扉を抜けると玄関に続くアプローチに段差があるので、コンパクトな手すりを取り付けました。デザインウォールの側面にはしっかりと照らしてくれるライトを取り付けてあるので夜も安心です。
日本古来の気候風土が産み出した鉄平石は、どこか趣や風情といった情緒的な表情をまとっています。世界的に見ても希少価値の高い石材を使ったアプローチは、輸入石材とはひと味もふた味も違った品の漂う特別な空間になりました。
玄関からお車までの動線もしっかりとお庭の内部に確保しているので、雨の日でも濡れることなく最短距離でお車まで進めます。カースペースの床面はクラック防止に草目地を入れましたが、斜めのラインがなんともモダンな表情を見せてくれますね。
グリーンスペースに動線をクロスさせて緑をより身近に
カースペースへのアプローチと同化した中庭の植栽スペースは、飛び石を内部に据えました。緑の中を行き来するので、植栽の成長度合いが毎日見ることができ、日々の小さな楽しみが増えます。
中庭は二階のバルコニーにかかる部分はタイルを敷き詰めカースペースまでの動線としているので、雨の際もこのアプローチなら足下も安心です。中庭の大部分を占めるのは管理の手間がいらない人工芝です。植栽が多いお庭なので、メンテナンスフリーの部分があるのは嬉しいですね。
お庭の中心に位置するのは株立ちのシンボルツリー。落葉樹は一年を通して様々な表情を見せてくれるので、一本あるだけでもお庭の雰囲気は大きく変わります。足下はピンコロで縁取り、明るめの化粧砂利で土の面を隠しました。ライトも上に向けて設置しているので、夜は光をまとったシンボルツリーが楽しめます。
立水栓は中庭とカースペースの両方に取り付けたので、ホースを伸ばさなくても洗車が楽に行えますね。中庭の立水栓には広めの丸い水受けを設け、ガーデニングのアイテムを洗いやすくしています.
癒樹工房 西村様
14年10月に土地を購入し、以降数カ月にわたってハウスメーカーと建物の計画を進めていました。着工の目途が立ってきた頃、はたと気がついたのが、外構と庭について殆ど考えていなかったという事。色々とインターネットで探して出会ったのが御社でした。
建物に住み始め、数カ月後に外構と庭が完成しました。「ああ、癒樹工房さんに、西村さんにお任せしてして良かった〜」
ほぼ何もない土地の上に家が建ち、その後毎週のように打ち合わせを重ねさせて頂きました。塀の材料、色、高さ、庭には土も欲しいし芝も欲しい、シンボリックな木や緑も欲しい。門扉の形状、色、高さ、質感、間接照明・・・etc、毎週のように思い浮かぶアイディアを1つ1つ丁寧に形にして頂いた事、本当にありがたく、感謝しています。
施工して頂いた業者の方も、精悍かつ気持ちの良い方々で、日々外構と庭が着々と完成していくのが楽しみでした。
あっという間に半年が経とうとしています。毎日庭を眺めて楽しみながら、外構と庭が我が家の顔になっていると改めて感じています。末永くお付き合い下さいね。
金武