たくさんある植物の中から、これから庭でどんな植物を育てようかな♪と考えるのもガーデニングの楽しみのひとつですね!
華やかな庭、しとやかな落ち着きのある庭、野趣あふれる庭、好みや要望も人それぞれです♪
オダマキは、そんな多種多様なお好みにも応えられ、なおかつ人の目を惹く精緻なつくりの植物です。
オダマキの魅力をたっぷりご紹介いたしますね♪
まるで折り紙細工のように精緻なつくりですね!しかもエレガントなところが魅力的なオダマキ。
蕾もさることながら、開花した姿も個性的な花です♪ 色や形の豊富さも人気のある理由のひとつですね!
見かけたら思わず足を止めてじっくりと見入ってしまいそうです。蕾から開いていく様子までをじっくりと観察することができるのも、庭で育てる大きな楽しみですね!
オダマキは、キンポウゲ科の宿根草です。アキレギアやアクレイギアという名称で店頭に並んでいることもあります。
大きく分けて、日本に自生する山野草に近いものと、セイヨウオダマキと言われる北ヨーロッパからシベリアに広く分布するもの、カナダに自生するものなどがあり、園芸品種として販売されていますよ!
オダマキ(苧環)の名前の由来は、機織りに使用されていた糸巻きの道具に形が似ていることから名づけられたと言われているんですって!
古い名前ではイトクリとも呼ばれていたそうです。
いーとーまきまき いーとまきまき ひいてひいてトントントン♪ こんな手遊びもありましたね〜♪(懐かしい)
オダマキは交配・交雑が盛んなので色や形が変化したものが次々と作出されています。
こんなシックなオダマキもあるんですね〜♪ 大人っぽくてカッコいいですね!
花の形が精緻で魅力的なのはもちろんですが、種類の違いによって庭の趣きを全く違う印象に演出してくれますよ!
艶やかでカラフルな存在感がある印象のもの、シックな佇まいのもの、自然な野山を思わせる庭にぴったりなものなど、それぞれ個性が際立ちます。
先に好みのオダマキを決めてから庭のデザインを考えるのも面白いかもしれませんね!
大人っぽくてシックなお庭に合いそうですね!
もともと高山に自生しているミヤマオダマキ。草丈20cm程度で、庭に植えると足元でうつむき加減に咲く、楚々とした風情の印象です♪
控えめだけど存在感ある可憐なお花ですね。
あまり暑さに強くないので、鉢植えにして棚などの比較的高い場所で管理すると、風通しも良く花も見やすくなるので、より楽しめますよ!高い場所なら管理もしやすいですね♪
花色は、紫、白の他に紫と白の2色を持つものがあります。
古くから栽培されている品種で、ミヤマオダマキを園芸化したものと推測されています♪
ミヤマオダマキより少し大きく、草丈30cmから50cm程度になり、茎が立つので切り花にも利用することができます!
お部屋でもこんな可愛いお花が見られるのは嬉しいですね!
お花は下向きのもや正面を向いているもの、上向きのものもあり、株ごとの違いも楽しめます♪
花色は紫、白、桃色の他に紫と白の2色を持つものなどがありますよ!
小さな花が下を向いて咲いている姿はとても愛らしく、また涼やかでもあります。
野山を思わせる苔の庭にもぴったりですね。盆栽のように仕立てても趣きのある景色をつくりだすことができますよ!
メルヘンな庭を創りたい場合も雰囲気をより引き立ててくれますね♪
北ヨーロッパやシベリアなど、気温が低くなる地域の明るい林床に自生しているものを園芸化したもので、イングリッシュガーデンでも広く利用されている人気の植物です。
イングリッシュガーデンは、草花を自然な雰囲気に仕上げるのが特徴ですから、可憐なセイヨウオダマキがイングリッシュガーデンに人気なのもわかりますね!
草丈は高いもので80cm程度になるものもあり、花色も赤、黄、紫、白、茶などメリハリの効いたものなど種類がとても豊富です♪
花の姿も小さくて八重咲きのもの、大きくて目を引くもの、一本の茎に花数の多いものなどついついコレクションしたくなっちゃいますね!
ワインレットのお花。茎までワインレットなんですね!下むいてて可愛い!
こちらもワインレット色ですが、花びらがいっぱいあって小さくても存在感がありますね!
オレンジ色に黄色の丸い花びらが可愛いですねー!ナチュラルで可愛いお庭にぴったり♪
赤と黄色のコントラストが特徴的ですね!パッと目に引く存在感バツグンのお花です!
優しいクリーム色に近い黄色の花。落ち着いた雰囲気のナチュラルテイストのお庭にオススメ!
炎のような形の小さめの花が、下向きにたくさん咲いている姿が特徴的なカナダオダマキ。草丈40cmほどで寄せ植えにも大活躍!!
メルヘンな庭を創りたいな〜♡という方にぜひおすすめしたい植物です♪
他のお花と一緒でも存在感バツグンですね!
情熱的な、南国をも思わせるお花ですね!リゾート風のお庭にも合いそう♪
もともと気温が低めの明るい山林に自生する性質の植物なので、真夏の直射日光や高温多湿はちょっと苦手なオダマキ。
でも日光は大好きなんです!西日が当たらない風通しの良いところや、明るい日陰で管理するのがベストです♪
庭植えの場合は、大きめの落葉樹や常緑樹(広葉樹)の下などが最適!
根はゴボウ状に真っ直ぐに伸びるタイプなので、庭植えの場合は盛り土をした場所に植えると良いですよ。
鉢植えの場合は、テラコッタなどの深めの素焼き鉢が最適です♪
セイヨウオダマキは種の販売もとても盛んなんです!
種を蒔いた次の年には庭を華やかに彩ってくれます。種から育てると、たくさん咲かせることができるので、切り花にもたっぷり利用することができます♪
ホームパーティーの時にテーブルにさり気なく飾れば、雰囲気を一段と華やかにしてくれることでしょう。
色鮮やかな花を種から育てたい方はぜひチャレンジしてみてくださいね!