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ニチニチソウ(日々草)

夏に元気に咲き続けるお花♪

夏はほとんどの草花が花を咲かせるのを休むのですが、暑い中でも元気に咲き続ける花があるのは、ガーデナーにとって頼もしくありがたいものです。

そんなありがたい夏の花の定番と言えるのが、ニチニチソウです!

ニチニチソウは公共の場にも多く植栽されています。花色も豊富なので、寂しくなりがちな夏の庭に彩りを添えるには欠かせないアイテムと言えますね♪

ニチニチソウ(日々草)とは

暑さや乾燥にとても強いから夏の花壇に最適!

ニチニチソウはキョウチクトウ科の植物です。別名ビンカとも言います。マダガスカルを中心に熱帯から亜熱帯地方に10種ほど自生している亜低木です。

暖かい地域では丈夫に生育します。暑さや乾燥には強いのですが、過湿と低温に弱いため日本では一年草として扱われています。

人気が高いので種や苗の販売も盛んです。

ニチニチソウ(日々草)の特徴

背が高くなりにくいのでボーダーガーデンにも

乾燥気味の日当たりが良い場所では、次々と花を咲かせます。

花色もとても豊富なのですが、花の中央とその周囲の色が違うものが多く、一株でも豊かな印象です。大きく分けて、直立に成長するものと横に這うように広がるタイプがあります。

また、ツル性のものもあり、それぞれの特徴の違いを活かして幅広く活用することができます。背が高くなりにくいので、ボーダーガーデンの縁に利用すると鮮やかで可愛らしい垣根を作ることができますよ♪

ニチニチソウ(日々草)の主な種類

新たな品種が続々と増えている

交配、交雑が盛んな植物なので、新たな品種が続々と増えています。

ほとんどのニチニチソウは、特別な名称を付けられることはありませんが、その中で種苗会社や育種家が特徴的なものを作出し、販売されるものに商品名が付けられます。

またそれとは別に、形状と特徴の違いから品種として独立しているものがあります。

花びらにストライプの模様が美しいチュラビンカ

沖縄で作出されたチュラビンカは、それまで他のニチニチソウには無かった、花びらにストライプの模様が入るという特徴を持っています。大変人気の高い品種です♪

小さい花をたくさん咲かせるフェアリースター

花の大きさが他のニチニチソウの4分の1位と、とても小さい花をたくさん咲かせる特徴を持っています。

極小輪で多花性のニチニチソウとして人気の高い品種です♪

寒風を避け、乾燥ぎみに保つと冬越しをさせることができます。冬の間、雨や北風が当たらない南向きの軒下や明るい室内で管理すると良いですね!

ツルニチニチソウ 別名ビンカマジョール

グランドカバーにはツルニチニチソウがオススメ

ツルニチニチソウという名前の通り、地面を這うようにつる性の茎を旺盛に伸ばし、節々から根を地面に下ろします。

その特徴から、グランドカバーにも重宝されます。比較的寒さに強いので最低気温0℃位でも越冬することができます。

厳しい冷え込みが予想されるときは、藁や枯葉でマルチング(苗の株元を覆うこと)をしておくと安心です♪

成長が旺盛なので植える場所には注意!

丈夫さが嬉しい反面、広がり過ぎてほかの植物の成長を妨げることがあります。成長が旺盛なため、スッキリとさせておきたい場所にも予想以上に広がります。

一度根付くと、引き抜くのも大変な作業です。

エリアを保つ手間がかかるため、全部引き抜いて捨ててしまうガーデナーも少なくありません。チョイスする際は、注意が必要ですね!

ビンカミノール

デリケートなビンカミノールはハンギングやコンテナに

ビンカマジョールと同様のつる性ニチニチソウです。

茎や葉、花の大きさなど全体的にビンカマジョールの3分の1ほどで、ビンカマジョールよりデリケートです。

地面に植えるよりも、高い位置に設置したコンテナやハンギングバスケットに植えて垂れた姿を楽しむのに向いています。また、アーチやリース状に仕立てて楽しむのも良いですね♪

まとめ

夏に嬉しい植物のひとつ、ニチニチソウ。丈夫で可愛らしい花々が夏の疲れを癒してくれることでしょう。

種から育てると、たくさん育てることができるのはもちろんですが、思いがけない色合いの花を咲かせることができます。

ニチニチソウは嫌光性種子(光があたると発芽しにくい性質)なので種まきをする際には、厚めに土をかぶせましょう♪

ぜひニチニチソウを植えて色とりどりの夏の庭をお楽しみください!

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