ガーデニングを楽しみたいけれど、どんな植物を植えたら良いのだろう・・・??と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
誰しも華やかで美しく、しかも長い間お庭を彩ってくれる花を植えたいと思うものですよね!そのような方にオススメなのが、ベゴニアという花です♪
ここでは鮮やかな花姿で見る人を魅了する、ベゴニアについて紹介したいと思います♪
ベゴニアはシュウカイドウ科の多年草です。
熱帯から亜熱帯にかけて900種ほどが分布すると言われています。小さくてかわいい花を付けるものや、大きくてゴージャスな花を付けるもの、葉の魅力を楽しむものなど特色が豊富な植物です♪
戸外の直射日光下で丈夫に生育するタイプのものは、都市緑化の植栽としてあらゆる場所で目にすることができます。種類によって特徴が異なるので、それぞれ管理に注意する必要があります。
園芸品種として販売されているものは、大きく分けて5種類ほどで、それぞれ特徴が異なります。そのため管理の方法や楽しみ方も違ってきます。
乾燥に強く、炎天下でも旺盛に生育し、次々と花を咲かせるベゴニアは、都市緑化植栽としてあらゆる場所に活用されています。乾燥に強く多湿に弱いという性質上、残念ながら雨の多い地域では傷みが激しくなってしまいます。
プランターなどに植えて、雨が直接当たらない庇(ひさし)の下などに置いておくなどの対策が必要ですね!
ダブレッドやボンボリーナなど、八重咲き品種が人気を集めています。丈夫な上に四季咲きなのが大きな魅力です♪
球根ベゴニアは、ペルー、ボリビアのアンデス山系の熱帯高地に自生する野生種の交配によって作出された、球根を持つ交雑品種の総称です。
大輪の八重咲きのものが多く、華やかでゴージャスな印象を演出するのに向いています。
ハンギングなどで高い位置に吊すと、さらに華やかさを増すことができますよ!葉や花に水をかけると傷んでしまうので、葉をめくりあげて株元にだけ水やりをしてくださいね♪
冬でも10℃程度あれば、緑の美しい葉を保つことができます。水やりを控えめにして、暖房などの乾燥した強い風にあてないようにしましょう。
球根ベゴニアで、花の形がシャープなのが特徴です。
1800年代に発見されていたものの、長いこと一般への販売はされていませんでしたが、次第に入手できるようになりました。うれしいことに、比較的雨にも強いので戸外に飾っておくことができます。
しかし雨に強いとはいえ、長雨や冬場の過湿には要注意です!
冬期は地上部は枯れてしまいますが、その状態で乾燥させたまま越冬させ、暖かくなってからたっぷりと水をあげるようにすると、次の年も楽しむことができますよ♪
球根ベゴニアとソコトラナとの交雑によって作出された品種名の総称です。
エラチオールが有名になったため総じてエラチオール・ベゴニアという品種群となりました。一品種であるリーガス・ベゴニアという名称で目にすることも多いのですが、これは作出者の名前から名付けられたものです。
そのほかの品種名のものも多数あります。
葉焼けや傷みをおこすので、直射日光を避ける必要があります。
置き場所は、通年、カーテン越しの明るい窓辺などが適していますが、風通しが悪いと病気にかかりやすくなるので気を付けましょう!
葉や花に水がかかると傷んでしまうので、葉をめくりあげて株元にだけ水やりをします。暖房などの乾燥した風にあたると花がポロポロと落ちてしまいますので、特に冬場は水のやり過ぎと暖房の風に注意してくださいね!
すらりと高く成長する茎と、美しい花が特徴のものが多い木立ベゴニア。
花物としてよく栽培されており、切り花として人気の高い品種です。茎の節々が矢竹のようになる矢竹型、茎が多肉になる多肉型、茎が蔓状になる蔓性型などがあります。
生育が旺盛なので、適宜植え替えを行うか、大きめの鉢で過湿に注意し管理すると良いでしょう。
冬期、暖かい地域の南向きの場所では、戸外でも越冬することができますが、5℃を下回る場合や寒風が厳しい場合は室内で管理したほうが安心ですね!
根茎性でインドのアッサム地方原産です。観葉ベゴニアとして大変人気があります。
葉の形もユニークで色合いのバリエーションも豊富です。生育温度は15℃~25℃程度が適温で、夏の直射日光には注意が必要です。
冬場は凍結しなければ戸外でも越冬することができます。休眠期は葉を落としますので、長く楽しみたい場合は室内で管理すると良いでしょう♪
ベゴニアの特徴は品種によって様々です。寄せ植えに向いているセンパフローレンス系のものを取り入れると失敗も少ないので、ガーデニング初心者の方にもオススメです。
葉の色と花の色の組み合わせも豊富なベゴニアを植えて、お庭を可愛らしく演出してみてくださいね!