自然の景色をお庭へ取り込みたい時に
ガーデニング初心者さんは、まず始めにどんな庭にするか、そしてどんな植物を選ぶかで迷ってしまうことがありますよね!また、自然の景色を庭に取り込みたい!という方も多いと思います。
四季折々の庭の変化をより楽しむために、希望をかなえてくれる植物選びをしていきましょう!
今回は、気軽に自然の景色を楽しめるホタルブクロという植物についてご紹介します♪
ホタルブクロは、キキョウ科の多年草で、山野や林縁でよく見かけることのある身近な山野草です。
茶花としてよく利用されます。かつては『チョウチンバナ』や『トッカンバナ』など、たくさんの名前で呼ばれていました。
提灯(チョウチン)に由来する『火垂る袋』から名づけられたという説もありますが、一般的には、この花に蛍を入れて遊んだことから名づけられたという説の方が有力です。
蛍をあまり見られなくなった現代では、なかなか難しいことかも知れませんが、チャンスがあったら是非試してみてくださいね!
画像のような幻想的な雰囲気を味わうことができるでしょう♪
直立した茎に大きなベル状の花が次々と咲き、和風にも洋風にもマッチする植物です。
可憐で可愛らしくもあり、それでいて力強さも感じさせますね♪
一株だけだと少し寂し気ですが、群稙すると華やかなイメージになるので、イングリッシュガーデンのようなナチュラルガーデンにぴったりです!
とても丈夫で、カーペット状に増えていくので花の無い時期はグランドカバーにも向いていますよ!
山林などで目にするホタルブクロは、細い茎に大きな花がいくつもついていて華奢なイメージですが、庭植えすると茎も太く花付きが良くなります♪
乾燥に気を付ければ、日当たりの良い場所から完全な日陰まで、場所を選ばず育てることができます。
場所を選ばないのは嬉しいですね!
鉢でも地植えでもよく生育します。日照と栄養の状態によって茎の太さや高さ、花付きの違いなど株の状態が変わるので、数ヶ所に植えて違いを見るのも面白いですね。
山林などで見かけるものは、白から紫がかった紅色が多く、色味は自生地によって異なります。
イシダテホタルブクロなど、自生地の名前がつけられたものも多くあります。園芸品種では、二重のものや、濃い青のものなどが入手できるようになってきています。
山野草を植えて自然の景色を身近で楽しみたいと思う方も多いことでしょう。
山野草は管理が難しいものが多い中、ホタルブクロは初心者でも失敗が少ない植物です。
夜のくつろぎのひととき、ホタルブクロに灯りを入れて楽しんでみてはいかがでしょうか♪