少子化や不況が叫ばれて久しい現在、それでも住宅は日々新しく建ち続けています。新築を求める人々の懐事情は様々ですが、それでも皆一様に家を欲し続けます。それだけ、家とは人にとって、家族にとって特別な存在なのです。ですが、あなたはお気づきでしょうか?とても美しい外観の新築なのに、玄関前の最低限の工事だけしてお庭をほぼ全く手を付けていない住宅が多いことを。
彼らはなぜお庭の工事をしていないのでしょうか。お庭に興味のない人たちばかりなのでしょうか?いいえ、そうではありません。では、お庭にかけるお金まで用意できなかったのでしょうか?これも不正解ですが、ある意味正解でもあります。(これに関しては後述します)
実は彼らのほとんどは、お庭を欲するタイミングを逸してしまったのです。何を馬鹿な、一戸建てといったら家と庭でワンセットじゃないか。そうお思いでしょうが、これは冷静な第三者だからこそ思えることです。ご自身の事として考えてみてください。
新築を欲する人の代表的なケースとして、働き盛りの男性を例に挙げます。彼はこれから古巣のマンションを出て新築を購入しようと計画しています。頭を悩ませるのは家の間取り、資金、新しい土地、共に新天地へ赴くパートナーの気持ち・・・普段の仕事もこなしながら、これらの事もしっかり考えなければなりません。就学児がいて新住所が違う学区であれば転校も考えなければなりませんし、これから新たにお子様が生まれるかもしれない。家族が増えることも念頭に置いて家の間取りをもう少し広くすべきか・・・この時点でまだお庭の話は出てきていません。彼が自分で気づくべきなのでしょうか?本来ならばハウスメーカーが気づかせてあげるべきなのですが、ハウスメーカーにとってお金になるのは家の内部のクオリティを上げる事なので、お庭については積極的に提案してきません。(つまり前述のケースでは、お庭にかけるお金が用意できなかったわけではなく、お庭のことまで考えが及ばないように誘導されていたのです)
そうして家のプランが全て決まってから、お庭はどうしましょうかと聞いてくるのです。せっかく練りに練った最高の我が家の品質を下げたくないと考えるのは当然ですね。なので、残ったお金で生活に必要なものだけを揃えた、非常に貧相なエクステリアが生まれるのです。ポスト、表札、インターホン、あとはコンクリートで作った申し訳程度のアプローチ<と雪対策としてカーポート・・・これらはもちろん金額を抑えた最低限の質のものばかりで、こだわった家とのデザインの相性も良くないでしょう。こうしてまたひとつ、家の質と庭の質が反比例するアンバランスな住宅が出来上がるのです。
ここまで読んだあなたがまさに今これと同じ状況ならあなたはとても恵まれています、危機感を手に入れることが出来たのですから。上記の流れで進んでいけば、まず間違いなく後悔するお庭になるでしょう。考えることがたくさんあって面倒でも、お庭のことを今から真剣に考えて下さい。自分の頭で考えない人、人の考えに盲従する人ほど扱いやすく後悔しやすい人はいないでしょう。
考えろと言ってもどこから考えればいいのか分からない、もうエクステリアの打ち合わせもハウスメーカーとしているのでどうしようもない、そんな方はこの癒樹工房を頼って下さい。癒樹工房は設立以来あらゆるエクステリアのSOSを解決してきました。もちろん既に「やってしまった」お庭のリガーデンも沢山救ってきました。私達は皆様のお庭につきまとう悩みや辛さがよく分かります。
導き、というだいそれた言葉を使うつもりはありません。ただ、まずは私達の軌跡に触れてみてください。当店では、初めてエクステリア工事を行う方でも分かりやすいよう、エクステリア工事についての注意点や詳しい相談の手順などを独自に編集し、冊子にまとめました。数量限定ですが、先着順で差し上げています。是非ご覧になっていただき、エクステリアの正しい知識を手にして下さい。
あなたの一生の買い物に一片の後悔も残らないよう、お手伝いできることを楽しみにしております。