後付け対応可能なアルミ製“ひさし” ~コンバイザー(conviser)~
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」
これは、鎌倉時代の徒然草の有名な一節です。
「住まいの建築は、夏を考えて造りなさい」という意味です。
日本の住宅は夏の暑さをいかにしのぐかを考慮して造られてきました。
日本の夏は、湿度が高く、日差しが強いのが特徴です。
その暑さ対策として、日本では古くから、家には“ひさし”がつけられてきました。
今、日本の住宅に昔から取り入れられてきた“ひさし”の役割が見直されています。
ひさしは、日差しを遮る効果が高く、また、ちょっとした雨であれば窓を開けて過ごすことができるように作られています。勝手口や小さな窓にも取り付けると利便性が向上します。
ひさしは、適度な傾斜と大きさで、住宅内に適度に明るさを取り入れながら、風を遮ることなく通し、強い日差しを遮り、雨を遮ることができるという日本の住まいの知恵なのです。
近年の住宅の洋風化により、ひさしがない家も増えています。
デザイン性を重視して輸入住宅を建てた場合であっても、家の機能は日本の風土にあわせて雨量や気温、湿度などを考慮しておくのがよいでしょう。
窓のプロYKKAPがつくった「ひさし」
ここでは住宅関連の33分野を1277人のプロが評価する「建材・設備メーカー2017」というランキングで戸建て住宅用サッシ部門で1位を獲得した、「コンバイザー(conviser)」という商品をご紹介します。
「コンバイザー(conviser)」は、後付けにも対応可能なアルミ製ひさしです。
幅広い住宅のスタイルに対応する「コンバイザー(conviser)」は、“モダンスタイル”と“ベーシックスタイル”の2つのスタイルから選ぶことが出来ます。
“モダンスタイル”は近年増加傾向のモダンスタイル住宅のデザインとも調和しやすい無駄を省いたシンプルでフラットなフォルムで、シャープな印象を強めます。
“ベーシックスタイル”は厚みがあり、程よい存在感と重厚感を与えるフォルムが特長で、ボリューム感のあるデザインです。
古くから日本家屋で利用されてきた“ひさし”の持つ「日除け」・「雨除け」・「外観アクセント」という役割をしっかりと果たしながらも、現代の住宅デザインのなかで主張しすぎず、さりげないアクセントとなるように、余計な装飾は加えずにシンプルなフォルムとしました。
室内から見える裏側には、水平で連続性が美しいリブラインを施しています。
室内のモダン空間をさりげなくひきたててくれます。
カラーバリエーションは、ブラウン、カームブラック、ピュアシルバー、マットステンT、ホワイトの5色です。
新色のマットステンTは、光の影響を受けやすいプラチナステンにショットブラストという処理を施してマットな質感に仕上げることで、太陽光を受けても色ムラなく均一に見える様に配慮しています。
さらにテラス窓・玄関・勝手口・バルコニーのひさしとしても利用展開が可能なように200・300・400・500・600[mm]の5つの出幅をご用意しています。
「コンバイザー(conviser)」単体で、最大幅4,000mmまで対応することが可能ですが、もっと大きな幅の窓などにも対応できるようにオプションで横連結ユニットも設定しています。
「コンバイザー(conviser)」であれば、家一棟をトータルにコーディネートすることができます。
また、後付けにも先付けにも対応しますので、新築時から住宅リフォーム時まで取付け時期を選びません。
さらに、近年の猛暑の中で、すだれの役割も見直されていますが、「コンバイザー(conviser)」は、オプションですだれフックを取り付けておくことができます。
「コンバイザー(conviser)」のシャープな美しさを損なうことなく、夏の強い西日を遮りたい時など、必要な時だけ市販品のすだれをかけることが可能です。
すだれを使えば、さらに夏の日差しを効率よく遮り、自然の風を室内に取り入れることができます。すだれには、虫よけ効果もあり、蒸し暑い夏を快適に過ごすための古くからの日本人の知恵といえます。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」
「コンバイザー(conviser)」で日本の夏にあわせた住宅にしませんか?
「コンバイザー(conviser)」を取り付けることで、夏は室内に侵入する太陽光を大幅にカットし、室内温度の上昇を抑え、冷房負荷を軽減することができます。
エアコンに頼らず、先人の知恵に頼って涼しい夏を過ごしませんか?
“ひさし”の役割を見直せば、エコで快適な生活ができ、健やかに過ごせるでしょう。
「コンバイザー(conviser)」は、日本の夏を爽やかで快適にしてくれます。