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シンボルツリーで家を引き立てる

皆様こんにちは!

 

住宅街を歩いていると、入り口近くに植えられている樹木に目線が奪われることはありませんか?それらはシンボルツリーと呼ばれています。

 

シンボルツリーは、家の象徴となる大き目の樹木のことです。新築や出産などの記念に植えられます。樹木を植えると何が変わるの?と思う方もいるでしょう。

 

シンボルツリーの有無で、家の印象が違って見えるのです。

 

今回は、家を引き立ててくれるシンボルツリーについてご紹介します。

 

家の印象を変えるシンボルツリー

雑草抜きや植物の手入れをしたくない方は、外構をコンクリートやタイル敷きなどにして、土を覆いたいと希望される方も少なくありません。

 

植栽が無い外構はスッキリしますが、少し味気ない印象を持たれることもあります。

 

最近は、マンションやオフィス街のエントランスにも、樹木が植えてあることが多いですね。シンボルとなる樹木があることで、建物が引き立つ効果がありますよ。

 

では、どのようなシンボルツリーを選んだらよいのでしょうか?

 

シンボルツリーの選び方

 

シンボルツリーを植えるとき、チェックしておきたいポイントが5つあります。ご自宅の環境に合うシンボルツリーを見つけてくださいね。

 

ポイント1:どの場所へ植えるか

日当たり・水はけ・風通しの環境が、樹木の生育に影響します。日光が好きな樹木を日陰に植えると、枝の伸びが悪くなったり、枯れてしまったりします。最初に、シンボルツリーを植える環境を確認しましょう。

 

シンボルツリーは大き目の樹木を植えます。樹木によって横へ枝を大きく広げる樹や、上へ伸びていく樹などがあります。樹高が高くなるシンボルツリーなら、屋根にあたらないか、電線は大丈夫かを確認しましょう。

 

横へ枝を広げる木は、隣家の敷地近くに植えると、お隣の敷地へ枝葉を伸ばしてしまうことも。シンボルツリーの成長を考えてスペースを確保します。

また、敷地には水道、汚水、雨水、ガスの配管が通っています。配管近くに大きな樹木を植え、根が配管に入り詰まってしまうケースもあるようです。シンボルツリーを植えるときは、配管が近くにないか確認しましょう。

 

風が通り抜ける場所だと、根を浅くはるシンボルツリーは風にあおられて傾くこともあります。その場合、支柱を立てて対策します。

 

ポイント2:常緑樹か落葉樹か

樹木は常緑樹と落葉樹の大きく2つに分けられます。どちらを選ぶかで、印象が大きくかわりますよ。

 

冬に枝だけになるのは物足りないと感じるのでしたら、常緑樹を選びましょう。

 

四季の変化を楽しみたいなら、落葉樹がおすすめです。落葉樹は紅葉が美しい一方で、落ち葉の掃除が必要になります。落ち葉が風に流されて隣家に飛んでいくと、トラブルになることもありますので注意しましょう。

 

ポイント3:育てやすさ

シンボルツリーを植えたけれど、意外にお手入れが大変で嫌になってしまったケースを聞くことがあります。樹木の特徴を知った上でシンボルツリーを選びましょう。それでは、主な特徴を見ていきます。

 

樹木によって虫が付きやすい、病気になりやすいものがあります。そのような樹は、虫を駆除するために薬剤を散布するなど、定期的なお手入れが欠かせません。

 

また、乾燥が苦手で水やりが欠かせない樹木もあります。夏は特に、朝夕の水やりが必要です。水やりがなかなかできない場合は、乾燥につよい樹を選びましょう。

 

そのほかに、樹木によって剪定が必要です。枝を切り、風通しを良くしないと蒸れてしまうことがあるからです。また、成長が早い樹木は高さを抑えるために剪定を行います。お手入れの頻度を考慮して、シンボルツリーを選びましょう。

 

ポイント4:意味を込める

樹木には花言葉を持つものがあります。例えば南天の花言葉は「福をなす」です。また南天の名が「難を転ずる」の音に似ていることから、縁起が良い樹木とされています。シンボルツリーへ願いを込めて、記念に植えるのも素敵ですね。

 

ポイント5:1本立ちか株立ちか

樹木には幹が1本のもの、複数立っているものがあります。品種によって異なり、どちらを選ぶかで印象が変わりますよ。シンボルツリーを選ぶ際には、お好みのものを選びましょう。

 

例えばシマトネリコなら、1本立ちも、株立ちもあります。1本立ちは、安定感や重厚感があり、しっかり根づいた印象になります。株立ちは、細い幹が並び、軽い雰囲気になります。

 

人気のあるシンボルツリー

 

次に、シンボルツリーとして人気のある樹木をご紹介します。

 

<シマトネリコ>

濃いグリーンの葉を付ける常緑樹です。小さな葉が風に揺れ、涼し気な印象になるシンボルツリーです。雄株と雌株があり、雌株には春に小さな白い花を付けます。花を楽しみたいなら、雌株を選びましょう。

 

植え付け後、2年くらいは水をたっぷり必要とします。毎日大き目のバケツ1杯くらいの水を与えます。乾燥すると、葉を落としてしまいますよ。

 

虫が付きにくく育てやすい樹木で、成長が早いです。環境がよいと5m以上になりますので、小さくまとめたいなら剪定が必要です。

 

近年人気のあるシンボルツリーですが、温かい地域が原産で、寒さが厳しい地域での生育は難しいとされています。

 

<オリーブ>

細長くて小さなシルバーグリーンの葉を付けます。ナチュラルなお宅のシンボルツリーにおすすめです。乾燥と日当たりを好みます。土がしっかりと乾いたことを確認してから、水をたっぷりと与えます。

 

成長が早いので、樹高の低いものを購入しても数年で希望の高さまで成長しますよ。成長を見守るのも楽しいですね。

 

オリーブは実も有名ですね。シンボルツリーに実を付ける樹木を選ぶ方もいらっしゃいます。オリーブの実を収穫したいときは、別品種のオリーブを近くに植えましょう。オリーブは自家受粉が難しいためです。

 

<ハナミズキ・ヤマボウシ>

街路樹でよく見かける花を付ける落葉樹です。ハナミズキもヤマボウシも春に平らな花を咲かせます。日当たりを好みますが、半日陰でもOK。しかしながら、半日陰では花があまり付きません。花を楽しみたいときは、日当たりの良い場所へ植えましょう。

 

秋には紅葉を楽しめます。和風、洋風どちらの雰囲気にも合うシンボルツリーです。

 

<ココスヤシ>

シンボルツリーにインパクト大のヤシの木です。南国やアジアンテイストがテーマのお家に似合います。

害虫があまり付かないのでお手入れは簡単です。また幹に水を溜めるので、雨水だけでも育ちます。

 

南国のイメージが強いので、寒い地域では難しいと思われるかもしれません。しかし、耐寒性もあり、また日陰でも育ちます。環境が良いと高さが8~10mくらいになりますので、シンボルツリーとして植える場所には注意しましょう。

 

 

シンボルツリーは、家を引き立ててくれます。植えるシンボルツリーによって、雰囲気が大きく変わりますよ。シンボルツリーを選ぶチェックポイントから、ご自宅に合うものを探してくださいね。HPには、さまざまなシンボルツリーの施工例が掲載されています。参考になさってください。

 

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