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レンガは使い方でデザイン多彩!エクステリアの施工事例4選

皆様こんにちは!

レンガは、ナチュラルやアンティークな雰囲気がお好きな方に人気のある素材です。レンガは、一般的に土を焼いたブロック状の建材を指します。土の他に、コンクリート製のものもありますよ。レンガの種類は豊富で、種類によって色・強度・耐熱性・吸水性などが違います。

 

ホームセンターでよく見かけるのが、普通レンガ・耐火レンガ・アンティークレンガではないでしょうか。普通レンガは、赤レンガなどオーソドックスなレンガです。安価で、花壇などさまざまな場所で使われます。耐火レンガは1000℃以上の熱にも耐え、バーベキューの窯や暖炉などで使われます。アンティークレンガは、古い建物に使われていたレンガを再利用したもので、年月をかけて風合いが変化した味のあるレンガです。

 

レンガの種類で雰囲気が変わるだけでなく、敷き方や積み方で印象が変わります。レンガをポイントで使うのか、広い範囲で使うのかも重要です。レンガを使った施工事例をご紹介しますね。

 

 

風合いの良い耐火レンガでアプローチに彩り

旗竿地の先に建つ栗田様邸は、絵本に出てきそうな白い建物が印象的です。25mのロングアプローチから玄関までは、高低差があります。一般的に旗竿地のアプローチは、駐車スペースにすることが多いですが、栗田様邸は床面に3つの素材を使って変化をつけています。

駐車スペース脇の通路には、淡い色のインターロッキングブロックを敷き、インターホンのある門柱まで誘導します。段差を上がると、レンガ敷きのスペース。敷き方は、レンガを半分ずらした「ランニングボンド」です。ランニングボンドは、カーブを描きやすいのが特徴。カーブを描いて奥行きを出し、限られたスペースのアプローチに変化をつけています。

 

使われているのは、アンティークの耐火レンガ。以前窯炉として使われていたレンガは、ナチュラルな風合いがありますね。微妙な色の違いがアクセントになっています。耐火レンガは、水に弱いと言われます。それは、窯などで火に掛けているときに水に濡れると割れやすいためで、床面に敷いて雨に濡れても問題ありません。

レンガ敷きのスペースを抜けると、洗い出しの床面になります。インターロッキングブロックやレンガと色味の変化を付けています。単調になりがちな旗竿地のアプローチが、素敵な小道になっていますね。

また、インターホンやポストを付けたデザインウォール上部にもレンガが施工されています。濃い茶色のレンガが、エクステリア全体の色味を落ち着かせています。

 

コンクリート枕木とレンガを組み合わせた小道

薄いブルーの建物が素敵な小田島様邸。玄関のアプローチと主庭をリフォームされました。アプローチは、枕木と濃い色のレンガを組み合わせています。淡い色合いの建物とレンガの対比で、落ち着いた雰囲気になっていますね。

アプローチの全面を濃い色のレンガや枕木で敷き詰めてしまうと、圧迫感が出ることがあります。枕木とレンガ周りへベージュの化粧砂利を敷くことで軽い印象になっていますね。また、建物の淡い色と統一感が出ていて素敵です。

旗竿地の細長い駐車スペースは、手前を洗い出しに、奥をコンクリート敷きにしています。その境目にレンガを施工しました。駐車場のスリットは、植栽や化粧砂利で仕上げることも多いですが、玄関アプローチのレンガと統一感を出しています。

その他に、お庭のアイテムでポイントになるものに立水栓があります。小田島様邸の立水栓は、枕木とレンガでアプローチと同じ素材を使っています。立水栓の水受けは、淡い色のレンガで建物にマッチしていますね。

 

レンガをふんだんにつかったエクステリア

白い建物が印象的な勝又様邸。建物の雰囲気に合わせて、アンティーク調のエクステリアを施工しました。勝又様邸を訪れると、目に入るのはレンガを積んだ門柱とロートアイアンの門扉。落ち着いた色のレンガで、建物とエクステリアに重厚感が出ていますね。

白いデザインウォール下にもレンガを3段積んでいます。白い壁は雨の痕が付きやすいので、雨の跳ね返りの汚れを目立たなくする効果もあります。デザイン性と機能性が兼ね備わっていますね。

お庭に入ると、高さを変えた花壇が見えてきます。花壇に段差を付けることで変化が出て、奥行きも生まれます。花壇の素材にレンガはよく使われますね。土でてきているので通気性が良く、植物に優しい素材なのですよ。

 

レンガは重厚感がでる一方で、使う範囲が広いと重たい印象になってしまうことがあります。勝又様邸は白の化粧砂利やタイルなど、淡い色と組み合せることでバランスのとれた印象になっています。また、レンガは雨や日光に当たって風合が変化します。それを楽しめるのも魅力ですね。

 

無機質な印象だった壁面が柔らかくリフォーム

以前は、コンクリート壁とメッシュフェンスで無機質な印象のエクステリアだった木村様邸。既存のエクステリアがある場合、取り壊す部分が多いと費用が多く掛かってしまいます。取り壊す部分は最小限にして、エクステリアの印象を変えたいと思う方は少なくありません。木村様邸は、既存のエクステリアを活かしつつ、レンガとデザインウォールで柔らかい印象にリフォームされました。

木村様邸で使用したのは、壁へ貼り付けることのできる軽量レンガ。最近では、室内のポイントに使われるなど、軽量レンガの種類はさまざまです。無機質な印象のコンクリート壁が、ナチュラルな雰囲気に変身しています。

 

レンガを貼り付けた壁と共に印象的なのが、デザインウォールです。デザインウォールの上部へレンガを並べて、レンガの壁と統一感を出しています。デザインウォールをくりぬいて作った小窓にもレンガをあしらい、鉢植えなどを置けるスペースを造作しました。主庭のポイントになっている立水栓は、色とりどりのレンガ製。デザインが素敵ですね。

玄関までのアプローチは、枕木とレンガを敷いています。レンガをアプローチへ敷く時は、吸水率が低く、硬いレンガを選ぶのがおすすめです。柔らかいレンガは苔が生えやすく、雨で濡れたときに滑ってしまうからです。レンガ敷きの小道は、ナチュラルで柔らかい印象になっています。

 

 

レンガはアプローチに敷いたり、積みあげて花壇を作ったりするなど、使用方法はさまざまです。レンガの色や種類、使用する範囲で印象が変わります。今回ご紹介した他にも、いろいろな施工事例がHPにあります。是非、参考になさってくださいね。

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