2017.05.31

表札は家の顔！デザイン性の高いこだわりの施行事例5選

皆様こんにちは！

住宅街を歩くと様々な表札が目に入ります。昔からある木製や石製の表札の他に、最近ではガラス製・陶器製・ステンレス製・アイアン製など個性あふれる表札がありますよね。表札は「家の顔」と言われるほど、訪れる人が必ず目にするものです。表札の素材だけでなく、文字の大きさや書体、表札を取り付ける位置、表札のバックデザインなどによって住んでいる人の個性がでます。

表札はエクステリアの中では小さいながらも、家の雰囲気を印象付ける大切なものです。今回は、「家の顔」である表札にこだわってデザインされたお庭を5つご紹介します。表札のライトの位置など、日中と夜間の見え方にもこだわりが詰まっていますので、参考になさってくださいね。

アイアン製の表札をタイル壁とガラスでナチュラルな雰囲気に

玄関前のシンプルなデザインウォールに、表札・ポスト・インターホン・宅配ボックスを取り付けた金子様邸。機能的な設備を全てスクウェア型にまとめ一体感をだしました。アイアンで作られた表札は、名前の下に青いガラスをあしらい建物の壁面の深い青色にピッタリです。

デザインウォールに直接アイアン表札を付けることもできますが、スクウェア型に窪ませたスペースへタイルを貼り表札を取り付けました。玄関階段のタイルと色を合わせたことで統一感が出て、表札を縁取る額縁の役割をしています。また、ナチュラルで柔らかい印象にもなりますね。夜になると窪ませた部分に明かりがつき、表札がライトで浮かび上がります。

金子様が表札に選んだのは、ローマ字のシンプルな書体。宅配ボックスの幅とほぼ同じ大きさにして、訪れる人にもわかりやすいサイズとなっています。名前の下にデザインした、アイアン製の緩やかな曲線と透明感のある青いガラスが印象的です。デザイン性と見やすさが兼ね添わった表札ですね。

二世帯住宅の親世帯・子世帯で個性あふれる表札

二世帯住宅では表札を並べて付けるお宅もありますが、高橋様邸は親世帯・子世帯で雰囲気の異なる表札を付けられました。親世帯はデザインウォールにシンプルな漢字の表札を、子世帯はアイアン製でアンティークな雰囲気のものです。それぞれの雰囲気が異なるのに、統一感があるのは木製風のゲートで親世帯・子世帯の入り口を囲い、表札の色を合わせているから。また、親世帯のデザインウォールに付けられたライトはアイアン製で、子世帯の表札のアンティークな雰囲気に合わせています。

子世帯の表札はゲートの上部に付けられています。子世帯の玄関は、建物の脇にある階段を上った二階にあり、ゲート上部に付けられた表札で玄関までの誘導ができます。階段を下りてくる際にも目に入りやすい位置です。

アイアン製の表札は、流れる様な書体を円で囲み、その書体に合うツルと四葉のクローバーがあしらわれています。こだわりの表札は、アイアン製のポストと共にゲートのデザインとして溶け込んでいますね。

夜になると、親世帯・子世帯それぞれの表札が照らさられる様にライトが取り付けられ、日中とは違った雰囲気になります。

建物に合わせたシンプルな表札

原子様邸の建物は黒と白のツートンカラーのスタイリッシュなお宅です。施行前は木製風の門柱にアイアン製の表札とポストをあしらったナチュラルな物で、建物の雰囲気に合っていませんでした。そこで、建物と同じツートンカラーのデザインウォールを造作しました。デザインウォールに、スクエアの表札とポストを付けスッキリした印象になっています。

表札に選んだ素材は、透明感のあるガラス製。表札の背後にはライトが設置されています。黒ベースで文字が切り抜かれた表札は、背後からライトで照らされると、名前が浮かび上がります。黒い表札は日が落ちると、名前が分かりづらくなる場合もありますが、背後のライトにより、夜間でも分かりやすくなっています。

漢字とローマ字を組み合わせ、漢字は柔らかい雰囲気の書体です。四角のシンプルな表札ですが、書体や文字の配置でデザイン性を高めていますね。建物との統一感を出したデザインウォールは、建物の良さを引き出すアイテムとなりました。

ガラスをあしらったデザインウォールにアイアン製の表札

大きなカーポートが印象的な小田桐様邸。カーポートの反対側には、アイアン製の表札が付けられたデザインウォールが造作されています。このデザインウォールは、タイル・石・ガラスが組み合わされ、とても印象的です。そこへローマ字の丸く柔らかい書体の表札が取り付けられています。

文字の色はブラウン。アイアン製の表札は黒色を選ぶ方も多いですよね。小田桐様邸は、玄関の扉の色に合わせた色を選ぶ事によって統一感をだしました。また、黒色ははっきりとした強い印象になりますが、ブラウンは柔らかい印象になります。

表札は大きめのサイズですが、書体と色が柔らかい印象の為、表札だけが浮くことなく建物と馴染んでいます。夜になると、デザインウォールの裏側のライトが付き、光がガラスを通り表札が照らされて素敵です。

ロートアイアンに飾られた5色のガラスはこだわり抜いた一品

平光様邸は、ご家族のこだわりが詰まった注文住宅。室内で使用した5色のガラスを表札にもあしらいました。家の顔である表札と室内の装飾との統一感は、訪れた方も驚くことでしょう。

ローマ字の書体の流れる様な文字、下部の装飾デザインは表札としての役割だけでなく、家のデザインの一部になっています。表札のサイズは、インターホンの縦幅とほぼ同じです。インターホンのすぐ横に配置することで、訪れた人に分かり￥やすく、またサイズを合わせたことによりすっきりとしています。表札の背後には、建物の外壁に似たタイルをあしらい、額縁の様な役割をはたし、表札をさらに印象付けます。