皆様こんにちは!
門周りには、表札、インターホン、ポストなど、訪れた人が必ず目にするアイテムが集まりますね。家の顔になるアイテムなので、デザインにこだわる方も少なくありません。最近では、門周りのアイテムをまとめて設置する「機能性門柱」の人気が高まっています。
「機能性門柱」はスペースが限られていても設置できるのがメリットです。アイテムをまとめるので、スッキリとした印象になります。また、駐車スペースを広くとることもできて、駐車するときにも邪魔になりにくいですよ。
「機能性門柱」は、オープン外構、クローズ外構、どちらにも対応可能です。クローズ外構では、「機能性門柱」へ門扉を取り付けることもできますよ。
「機能性門柱」のデザインはさまざまで、建物の雰囲気に合うものが見つかることでしょう。今回は、「機能性門柱」の種類やメリットなどをご紹介します。
機能性門柱に取り付けるアイテム
機能性門柱は、門周りのアイテムをまとめるものです。機能性門柱へ門周りに必要なアイテムを全てまとめる場合や、一部だけまとめる場合もあります。例えば、表札は玄関扉の横に設置するなどです。最近は、宅配ボックス付きのアイテムも人気がありますよ。機能性門柱に付けるアイテムを詳しく見ていきましょう。
・ポスト
色やデザインが豊富です。機能性門柱へ埋め込みする、または外付けするタイプに大きく分けられます。埋め込みには、ポストの口が横型や縦型があり、外付けタイプはデザインが豊富で、門周りの印象を変化させます。個人情報の管理が厳しくなった最近では、鍵付きのタイプがよく選ばれています。
・表札
表札は大きさ、素材、名前のフォントなどで印象が変わります。機能性門柱のデザインによって、表札を取り付ける位置は様々です。スッキリとしたデザインや、看板風などで雰囲気が変化します。表札は門周りのアイテムの中で、特にこだわる方が多いですよ。
・インターホン
訪問者を確認するための必須アイテムですね。カメラ付きを選ばれる方がほどんどです。インターホンのデザインは少ないですが、インターホンカバーを付けてデザイン性を高めることができます。機能性門柱へ埋め込まれたものや後付けタイプがありますよ。
・照明
照明は、表札を照らして夜に訪れた人を誘導します。機能性門柱へ埋め込まれたタイプや外付けタイプがあります。その他に、機能性門柱がアンティーク風の街灯になっているデザインもありますよ。夜の見え方を考慮して、機能性門柱のデザインに合う照明を見つけてくだいね。
・宅配ボックス
不在時に荷物を受け取るときに便利なアイテムです。最近は、ネットショッピングをする人も多いですね。再配達の手間がなくなるので、宅配ボックスを希望される方は少なくありません。機能性門柱とは別置きにする方もいますが、機能性門柱へ組み込まれる方もいますよ。
機能性門柱に使われる素材
機能性門柱のデザインは豊富で、シンプルからアンティーク風などさまざまです。機能性門柱は、家の顔と言われるように、訪れた人の印象に残りやすいアイテム。建物の雰囲気を壊さないようなデザインがおすすめです。
・アルミ形材
アルミの機能性門柱は、シンプルなデザインが多く、スタイリッシュな建物によく合います。アルミ素材の特徴はサビにくく、耐久性が高いこと。また、アルミ形材へラッピング塗装をしたものもあり、色を付けたり、木目調にしたりした機能性門柱もありますよ。
・アルミ鋳物製
アルミ鋳物は細かいデザインが可能です。ロートアイアン風など、表札でも人気が高い素材です。機能性門柱では、アンティーク風の街灯やツタをあしらったものなどがあります。アンティーク風やナチュラルな雰囲気の建物にピッタリです。
・塗り壁
壁を作り表面を塗装して作られる塗り壁は、デザインウォールとも呼ばれています。既成の機能性門柱ではなく壁を作るので、門周りアイテムの配置やデザインを選ぶことも可能です。建物の雰囲気に合う塗り壁を作れるので、こだわりのある方におすすめです。
・木製
木製の機能性門柱は、天然木と人口木に分けられます。天然木を使う場合、耐久性の高いハードウッドが良く使われます。天然木の機能性門柱は、雨風にさらされて風合いの変化を楽しめます。また、人口木も人気が高いです。人工木は樹脂と木から作り、耐久性の高いものです。メンテナンスも不要です。
機能性門柱の設置位置
機能性門柱は、設置場所に悩む方も多いようです。玄関近くの場合は、ポストが近くて郵便物を取りやすいことがメリットですが、訪れる人が敷地内に入ることがデメリットです。一方で、道路近くに設置した場合、防犯性は高まりますが、天候が悪い日も、郵便物を取りにいかなければなりません。
また、車を駐車するときの動線も忘れずに考慮したいところです。機能性門柱が動線ギリギリにあって、車のドアを開きにくいなど思わぬこともあるからです。
機能性門柱は外からの目線を引きます。目隠しをしていなくても、目線を外す効果もあります。玄関を開けたときに室内を見られたくない場合など、機能性門柱の配置を考慮してみましょう。
機能性門柱はシンプルに門周りのアイテムをまとめることができますが、存在感があるため、その他のエクステリアや植栽などのバランスが重要です。建物の雰囲気を壊さないように、機能性門柱を選びましょう。
機能性門柱へ門扉を設置
機能性門柱はオープン外構やクローズ外構どちらにも対応可能です。クローズ外構を希望される場合、門扉と一体型にすることもできます。
門扉の種類もいろいろあり、両開き、片開き、親子扉、引き戸、伸縮性タイプなどがあります。機能性門柱と門扉がセットになると、シンプルでスッキリした印象になりますよ。
玄関と道路までの距離が短く、防犯性が心配な場合、省スペースで設置できる機能性門扉と引き戸がおすすめです。引き戸は、下にレールがない吊戸タイプの人気が高いですよ。
機能性門柱は門周りのアイテムをスッキリとまとめられるので人気があります。種類は豊富ですので、お好みの機能性門柱を見つけてくださいね。HPには、さまざまな施工例がありますので、機能性門柱と植栽やエクステリアアイテムのバランスなど参考になさってください。