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エクステリアにおける門扉のメリットと特徴

皆様こんにちは!

エクステリアに使われる門扉(もんぴ)は、敷地と外を仕切りプライベートな空間を確保する役割があります。玄関口につながる門扉の他に、車庫や勝手口近くの裏口などに使われていて、クローズ外構に欠かせないものです。

 

門扉は、エクステリアの中でも建物全体の印象に大きく関わります。門扉の高さは100~180cm、扉のサイズは60cmから10cm刻みで最大100cmです。建物との統一性やデザインなどのバランスを考えて施工されます。

 

門扉は一般的に、敷地内へ開く「内開き」のタイプが多いです。内開きのタイプは、敷地内の奥行がないと設置ができません。奥行がない場合には引き戸タイプもあり、様々な場所へ付けることができますよ。今回は、門扉のメリットや種類についてご紹介します。

 

 

門扉で得られるメリット

敷地を門扉で仕切るとプライベートな空間ができ、無意識の内に安心感を得られるメリットがあります。マンションでも玄関前に門扉を付けて、プライベートな空間を作っている所がありますよね。宅配業者との荷物の受け取りも、門扉を隔てて行なえるのは安心につながる方も多いようです。

 

また、門扉があることによって、不審者や泥棒に侵入しにくい家だと感じさせる効果もあります。次に、門扉を付けるメリットの「防犯性」「安全性」「プライバシーの向上」について詳しく見ていきましょう。

 

・防犯性を高める

駅近くなど人が多く通る場所に建つお宅は、不審者の目に付きやすい面があります。そのような土地に建っている場合、オープン外構でスッと敷地に入られてしまうと怖いですよね。また、泥棒は侵入するお宅の下見にくるといわれます。泥棒は入りにくい家を嫌いますので、門扉のある家は避けられる傾向があるのです。その為、門扉で敷地外と区切ると防犯性が高まりますよ。

しかし、外から敷地の中が見えにくい門扉を設置すると、死角ができて防犯性が低くなることもあるので注意が必要です。背の高い門扉を付けたい場合は、スリットを大きくとり、敷地内が適度に見えるものがおすすめです。

 

その他に、門扉に付ける鍵で防犯性を高める方法もあります。鍵には、一般的なシリンダー錠の他、リモコンタイプ、カードタイプなど種類も豊富です。出入りの多い門扉には開閉のしやすいものが選ばれています。

 

・安全性を高める

小さなお子さんやペットがいると、突然飛び出すこともあり動きが読めないですよね。子どもが玄関の鍵を勝手に開けて、敷地外へ飛び出てしまうケースもあります。特に敷地から道路までの距離が短い場合は、歩行者、自転車、車との接触の可能性があり危険です。門扉があることで、出入り口の開閉が一段階増えるので、安全性を高めることができますよ。

門扉があると出入りが面倒だと思う方もいますが、小さな子やペットがいる場合は、安全を確保できるエクステリアの一つなのです。

 

・プライバシーを高める

門扉はデザインによって雰囲気が変わるだけでなく、プライバシーにも影響します。例えば、門扉のスリット部分が少ないものだと、重厚感もありプライバシーが向上します。また、スリットの多いものは、敷地をしっかりと仕切りながらも開かれた感じもするでしょう。

プライバシーの向上に重点を置きすぎてしまうと、不審者の隠れるスペースや死角ができて狙われる可能性もあります。門扉による目隠しは、防犯性や安全性とのバランスを考えながら設置することがおすすめです。

 

 

門扉の「開き戸タイプ」と構造

門扉は、押して開く扉と引き戸の2種類に大きく分けられ、開き戸はさらに「両開き」「片開き」「親子扉」の3種類に分けられます。開き扉は一般的に敷地内へ開く「内開き」で右側の扉を開閉します。次に、開き戸タイプ3種類の特徴やメリットについてご紹介します。

 

・両開き

両開きの門扉は、同じサイズの扉2枚を左右対称に設置したものです。主に玄関へ続く入り口に設置されます。敷地の奥へ開く「内開き」で右が開く場合がほとんどですが、設置場所によって「外開き」や左開きになることもあります。通常、片側は固定して閉めたままで使い、大きな荷物を運び入れるときには両方開いて使います。間口の広さがあると、出入りがしやすいのですが、狭いと通り抜けしにくいデメリットがあります。

 

・片開き

片開きの門扉は、扉1枚を開閉するものです。開口部が狭い入り口に設置できることがメリットです。主に勝手口近くの門扉として使われます。セミオープン外構では、庭の区切りや駐車場の出入り口として使われることもあります。

 

・親子扉

親子扉は、幅の異なる扉を並べたものです。設置するスペースが十分に取れず、両開きにすると扉のサイズが小さくなり、出入りがしにくい場合におすすめです。小さな子扉へ、表札・ポスト・インターホンを組み込んだタイプもあります。その他に、子扉はスリットなし、親扉はスリットを大きくとるなどデザインに変化を付けたタイプもあります。

 

 

門扉の「引き戸タイプ」の種類

引き戸タイプの門扉は、開き戸タイプの設置が難しい場所、道路から玄関アプローチまでの距離が短い場所、開口部の広い駐車場などに使われます。アコーディオンのように開くものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アコーディオンタイプだけでなく、格子状やアルミ製などデザイン性の高い引き戸もあります。ここでは、「スライド門扉」「アコーディオン門扉・伸縮門扉」について見ていきましょう。

 

・スライド門扉

スライド門扉は奥行のないスペースに設置できます。また、片手で開閉できるので荷物を持っての出入りが簡単なことがメリットです。引き戸の場合、レールが必要で後付けするのは大変だと思われるかもしれません。レールなしで開閉できる種類もありますので、エクステリアのリフォームにもピッタリです。

 

・アコーディオン門扉・伸縮門扉

大きな開口部の駐車場に良く使われます。扉が伸縮するので、引き戸をしまうスペースは必要ありません。その為、設置するスペースが狭い場所にも取り付けることができます。また、土地が斜めになっている場所にも取り付けられる種類もあります。

 

門扉は敷地と外を仕切り、プライベートな空間を作ります。また、安全性と防犯性を高める役割もします。玄関に続く門扉は開閉が多くなる為、出入りのしやすさも重要なポイント。機能性とデザイン性のバランスをとりながら、門扉の選択をするのがおすすめです。HPには、エクステリアに組み込まれた門扉の施工例がたくさんありますので、参考になさってくださいね。

 

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