皆様こんにちは!
外構は明るいときと、暗くなってからでは印象が違いますね。夜に目を引く外構は、ガーデンライトが効果的に使われています。エクステリアの中でガーデンライトはマストアイテムです。
ガーデンライトは、ライティングで建物や外構を演出するだけでなく、死角が出来るのを防ぎ防犯性を高めます。今回は、演出と防犯性を兼ね備えたガーデンライトの施工例をご紹介します。
柔らかい光はリゾートホテルのようなライティング
シンボルツリーのココヤシが印象的な安藤様邸。広いカーポートから続く屋根の下にあるテラスがくつろぎのスペースです。安藤様邸の周囲は夜になると薄暗く、夜の帰宅時や防犯性に不安を感じていらっしゃいました。安藤様邸はガーデンライトを多数設置し、夜は柔らかな光に包まれます。
シンボルツリー下にはアッパーライトを取り付け、夜でも存在感は抜群。アプローチには、埋め込みのグラウンドライトを設置し、玄関まで誘導します。また、大きなゲートにはダウンライトを埋め込み、明るさをアップ。テラスのフェンスから漏れる光は、柔らかく周囲を照らします。ガーデンライトで夜でも安心して過ごせる外構になっていますね。
少ないガーデンライトでも配置で明るく
アプローチの階段が素敵な鹿谷様邸。設置されているガーデンライトは2つです。ガーデンライトの数が少なくても明るいのは、建物に備え付けられたライトと窓から漏れる光がプラスされているから。建物からの光とガーデンライトのバランスが良いですね。
シンボルツリー下と門柱下のアッパーライトが、夜に訪れた人を誘導します。玄関ドア脇のアンティーク風のライトは、柔らかい光です。建物の右側に設置された丸いライトは、明るさがあります。備え付けのライトや室内からの明るさを考え、外構には最小限のガーデンライトを設置しています。
アプローチまでのガーデンライトを統一
大きなガレージが目を引く唐原様邸。お庭の半分以上がガレージです。ガレージ脇のデザインウォール下に、ガーデンライトを埋め込みました。ガーデンライトは2つですが、白いデザインウォールに光が当たり明るさが増して見えますね。
門柱を開けた右脇にも埋め込み式のガーデンライトがあり足元を照らします。玄関には、ガーデンライトと同じ色のダウンライトが埋め込まれています。アプローチのガーデンライトの数は少ないですが、夜でも歩きやすいように配置しています。
明るさ確保と植栽を美しく見せるライティング
旗竿地に建つ河野様邸は、道路からも入り口が分かりやすいように門柱を大きく造作しました。花壇を複数作り、季節の花や木を楽しめます。
ガーデンライトは、植栽の下へ設置。柔らかい光で照らされる植栽が、玄関まで誘導してくれます。植栽を照らすアッパーライトは、足元を直接照らすわけではありません。植栽に光が当たって拡散することで、周囲が明るくなります。ガーデンライトで植栽を美しく見せつつ、明るさを確保しています。
レトロなシェードランプはデザイン性と機能性抜群
絵本に出てきそうな建物の嶋田様邸。アーチを付けた階段と真っ赤なポストがポイントになっています。アプローチを照らすガーデンライトは、門柱に取り付けたシェードランプです。レトロな雰囲気はデザイン性が高く、建物の雰囲気にピッタリですね。
明るさもバッチリで、アプローチの階段を安全に上り下りできるように照らします。また、玄関ドア横のカンテラ風のライトと、室内からの照明でお庭は明るくなりますね。ガーデンライトとして取り付けたシェードランプと、既存のライトで最小限のライティングになっています。
門灯で足元を明るく照らす!街灯の代りにも
オープン外構の林様邸は、道路に面しているファサードへ3つのガーデンライトを設置しました。ガーデンライトは門灯タイプで、足元だけでなく周囲の明るさも確保します。道路に面した位置に門灯があると街灯の役割も果たし、夜道も歩きやすくなりますよ。
リビング前のお庭には、スクウェア型のガーデンライトを設置。周囲を明るく照らすので、死角がなくなり防犯性もアップしています。また、LEDライトで省エネルギー。さらにタイマーでスイッチのオンオフを行うので、ライトをつける手間がありません。
LEDライトは虫を寄せ付けない
お庭をリフォームされた堀様邸。街灯が少なく、周囲が暗いこともお悩みの1つでした。新しく造作したお庭には、たくさんのガーデンライトを設置し、安全面と防犯面が強化されています。
大きなテラスにも、ガーデンライトを埋め込みました。これほどガーデンライトを使用すると、電気代が高くないか、虫が集まらないかなど心配な面もあるでしょう。
節電効果の高いLEDを使用することで、電気代はお値打ちですし、タイマー付きで消し忘れもありません。また、LEDの光は虫を寄せ付きにくい波長なので、虫が集まってくる心配は無用です。
門柱のライトが明るく照らす
山川様邸は、ログハウス調の建物に合わせて外構を作られました。インターホンが付いた門柱は、アイアン製ライトで照らします。その門柱の対になるデザインウォールは部分的にくり抜き、ガーデンライトを設置しました。明るさは十分で門周りとアプローチを照らします。
門柱を通ると、右側に花壇が見えます。花壇にもガーデンライトを複数設置しました。写真では植栽は植えられていませんが、今後アッパーライトで植栽を明るく照らしてくれることでしょう。
ガラスブロックから漏れる光で周囲も明るく
白いデザインウォールに囲まれた武川様邸は、スタイリッシュな印象のクローズ外構です。道路側のデザインウォールにはガラスブロックが埋め込まれています。お庭側に門灯が設置され、ガラスから光が漏れます。柔らかい光は、道路を通る人の目を引きますね。
建物の雰囲気に合わせて設置されたLIXILのプラスGは、柱と梁のパーツを基本にしたエクステリアです。プラスGにはライトを埋め込むことができます。アプローチ上にダウンライトを埋め込み、明るさのバランスが配慮された外構になっていますね。
ガーデンライトはお庭を明るく照らし、建物や植栽を美しく見せる効果があります。選ぶ種類で明るさが異なりますので、お庭に合うものを選び、設置する数なども決めていきましょう。HPには、様々なガーデンライトの施工例が掲載されています。参考になさってくださいね。