そもそもエクステリアって何?
ここ最近では当たり前のように「エクステリア」という言葉が使われ始めましたが、ほんの10数年前は、「エクステリア」なんて言葉を聞いたこともない方がほとんどでした。
なぜなら、それまでは家の外側に「使いやすさ」や「デザイン」を求める人なんてほとんどいなかったからです。
ブロック塀にアルミのフェンスを付ければそれでOK。
家の外回りに注意を向けるのは一部の豪邸に住む方くらいなものでした。
しかし、デザイン性の高い住宅が安価に建てられる時代になるにつれ、建物に合わせて家の外側もちゃんと作りたい、という人が徐々に増えてきました。
「ヘンな穴の空いたブロックなんて使いたくないよ」と少なくない人が思い始めてきた訳です。
そこで、住宅の「中」を指す言葉として一般的な「インテリア」という言葉の対義語として、「外」を表す総称として「エクステリア」という言葉が生まれました。
インテリアが家具や調度品、カーテンなど室内のもの全てを指すのに対して、”エクステリア”は、門や塀、カーポート、表札からポストまで、家の外側に存在するもの全てを指します。
最近よく見かけるようになった、ガーデンルームももちろん含まれますし、ガレージのような大型なものも「エクステリア」の一部です。
また、植木や下草などの緑も「エクステリア」です。
植木鉢やプランター、
つまり、家の外側に存在する全てのもの(=エクステリア)を組み合わせ、デザイン性と使い勝手を両立させた外構プランを提案できる専門店のことを「エクステリア専門店」と呼ぶわけですね。