お子様が元気に遊べるオープンエクステリアが完成

「子供が小さいのでお庭で自由に遊ばせたいけど、思いのほか水はけが悪く、土のままでは汚れがひどいし・・・」そんなお悩みを抱えておられた松渕様。水はけの悪い土の面は極力なくして、タイルテラスとウッドデッキを造作することで、遊びやすく管理しやすいガーデンスペースに生まれ変わりました。
また、あえて大きな構造物をつくらないことで、お住まいがより引き立つようにました。

使いやすさとデザイン性を兼ね備えたウッドデッキとタイルテラス

リビングからガーデンスペースに出やすいよう、ウッドデッキの高さはリビングルームの床の高さとほぼ平行です。段差を感じないので、ガーデンスペースとリビングが一体化したような使い勝手になっています。素材は人工木なので腐りにくく、メンテナンスもほとんど必要ありません。
またウッドデッキ下のコンクリート部分は、勾配を付けて雨水が溜まらないようにしています。清潔感のある白いタイルテラスにはアクセントとして黒いタイルを並べ、モダンな雰囲気に仕上げました。
お子様を遊ばせる場所ですので、スペースをしっかりと確保。また天然芝の床面、タイルテラス、ウッドデッキとお住まいに向かって徐々に高さのあるものを造作することで、オープンエクステリアの中にも立体感が生まれます。

植栽スペースには常緑樹と落葉樹を使い分けて配置

隣地境界側には、プライバシー保護のため目隠しとして常緑のコニファーを等間隔に植えました。しかし濃い緑の常緑樹だけだと変化が無く重苦しい印象になり勝ちなので、お客様の通るアプローチに面した箇所には立派な落葉樹を採用。軽やかな葉が赤々と色づき、とても雰囲気が良くなりました。
テラスの一部をくり抜いた花壇に植えたシンボルツリーの下には色とりどりの下草を植え、彩りを添えました。植栽スペースは沢山あると、管理が大変ですが限られた空間なら楽しんでケアを出来ますね。お手入れの手間を考え、コンパクトな花壇に。

明るい化粧砂利と天然芝の緑でお庭をナチュラルな雰囲気に

洋風なイメージを抱かせる化粧砂利は、下に防草シートを敷設してから敷き詰めています。防草シートは水はけにも影響せず雑草を防いでくれるアイテムです。天然芝はメンテナンスが大変なので、スペースを限定することで管理が簡単になるようにしました。
立水栓のデザインはオリジナル。左官のデザインウォールとピンコロ石で、優しい雰囲気に仕上げました。