白いデザインウォールが素敵なナチュラルモダンエクステリア

お庭をどのように活用したら良いのだろう・・・とお考えになる方は多くいらっしゃいます。三浦様もまさにそうでした。三浦様邸のエクステリアは憧れでもある天然芝をキーワードにデザイン。洋風なお住まいとの相性を考え、シンメトリーなデザインが特徴のフレンチガーデンをミックスさせたエクステリアをご提案させて頂きました。ガーデンスペースの大部分は天然芝をびっしりと敷き詰めました。広い空間が緑でいっぱいになると優雅な印象を与えます。
三浦様邸で印象的なのは、３本のスリットが入ったアール状の白いデザインウォールです。
左右対象になるように配置した鋳物調の黒いフェンスとも相性抜群で、モダンな印象に仕上がっています。窓枠のカラーと合わせたデザインウォールはお住まいとの一体感も感じられますね。
シンボリックなデザインウォールの裏には、涼しげな雰囲気の株立ちの高木をシンボルツリーとして植樹。白いデザインウォールと植栽の緑が美しいコントラストをなしています。また白いキャンバスに映し出されるシルエットがとても素敵です。
フェンスを取り付けたデザインウォールの前にはピンコロ石で低めの花壇を造作。草花が華やかな印象をプラスしてくれることでしょう。
人の動線となるアプローチは２種類の石材を用いて華やかにデザインしました。幅広で一直線に伸びている乱形石×ピンコロ石のアプローチはご家族やお客様の目を楽しませてくれます。
広々としたカースペースにはクラック（ひび割れ）防止にスリットを入れました。幾何学的なデザインでフレンチガーデンの要素をプラス。隙間にタマリュウを植えて草目地することで、ナチュラルな印象に。
玄関前にはタイルでポーチを造作しました。ゆとりのある玄関ポーチは広さを強調します。表面に細かなざらつきがあるタイルを使用しているので、雨の日のスリップを防いでくれます。また汚れに強い素材なので、ローメンテナンスで美しい状態を保つことが可能です。

セキュリティ対策も万全の裏庭

裏庭に続く道は、ピンコロで階段を作って道路との高低差を解消しました。
通りから見えにくい裏庭は全てを塀などで覆うと死角ができてしまい、防犯面での機能が低下してしまいますので、勝手口の前は、視線をそらす効果を狙って細身のコニファーを集中して植樹しました。全てを囲わなくてもプライバシーを守ることができます。また全体に防犯砂利を敷き詰め、防犯対策を施しました。