人工芝やウッドデッキなどのアイテムで癒されるお庭に

今回はまだ手付かずのガーデンスペースを工事させて頂く事になりました。ご夫婦ともお忙しいので、「出来るだけ管理の手間がかからず、休日に癒されるお庭を造ってほしい」というご要望にお応えして、プランニングをスタートしました。
芝生敷きのガーデンスペースは憧れますが、芝刈りや水やりなどお手入れが必要になってきます。でも緑を感じられるお庭にしたい・・・そんな時は、メンテナンスフリーの人工芝がオススメです。
芝の中にも枯れて色あせた芝が点在しており、本物と見間違うようなリアルな人工芝は天然芝のような雰囲気を持っています。緑一面のガーデンスペースは爽やかさを感じられます。また人工芝は素足で歩いたときにふかふかした感触を楽しめるよう、芝生の丈は４０ｍｍのものを選んでいます。人工芝の周りには白とサビ色のピンコロ石を組み合わせ、リズミカルに配置しました。立水栓の隣には洗い物などを置く事が出来る60cmほどのスペースをピンコロ石で造作。

掃き出し窓の前には、人工木のウッドデッキを設置しました。お休みの日にはデッキに腰掛けて植栽を眺めたり、奥のハンギングバスケットの配置を考えたりと、ガーデニングライフの起点になる大切な場所です。人工木は天然木と違い、ささくれもなくメンテナンスフリーなので管理も簡単です。ナチュラルな雰囲気を演出し、お庭にマッチした素敵な仕上がりになりました。

常緑樹と落葉樹を組み合わせてナチュラルなガーデンスペースに

シンボルツリーは四季折々で表情を変える株立ちの落葉樹を選択しました。春には鮮やかな花が咲き、夏には青々とした葉を見せてくれます。秋には紅葉し、冬に落葉するので季節を感じさせてくれます。道路からの目隠しには常緑のコニファーを等間隔に植えました。
リビングから眺めると人工芝と天然の植栽がうまく融合してナチュラルな雰囲気になっています。緑に囲まれて癒しを感じられるガーデンスペースが出来上がりました。

玄関周りもローメンテナンスをテーマにデザイン

玄関とカースペースを結ぶ動線にはフロアビーズを使用し、隙間に化粧砂利やタマリュウを入れることで、ローメンテナンスかつ色鮮やかなアプローチに仕上げました。フロアビーズはお住まいの外壁とも色馴染みが良いカラーを選んでいます。雪国ということで、２台分のカースペースの上には積雪100cmまで耐えられるカーポートを設置。コンクリートはスリットをつくり、クラック（ひび割れ）防止をして、アプローチと同じ化粧砂利を入れました。