ガーデンリフォーム工事施工事例集
天然木と人工木の共演が美しいナチュラルエクステリア〜中川様邸〜
プラスGを効果的に使い安らぎのプライベート空間をデザイン
お隣の家との境にフェンスを設置したいとお考えだった中川様。当初は背の高いアルミフェンスを設置することを検討していましたが、LIXILのプラスGを使った目隠しをご提案させて頂きました。中川様ご夫婦に気に入って頂き採用になりました。プラスGのコンセプトは「庭を間取る」。室内で暮らす安心感と屋外で感じられる開放感。2つの心地よさを両立させるアイテムです。
入り口は縦格子を採用することで和のテイストを感じさせ、安らぎ感が出ています。株立ちの高木がナチュラルな雰囲気を添えてくれていますね。細い格子材や太い柱、隙間を駆使して空間にメリハリをつけました。圧迫感を軽減させる為に、格子状のパネル材は人の目線や窓の高さに合わせてその部分にのみ配置しました。必要以上に囲いすぎないことで、開放感が保たれています。
ガーデンスペースの床面はタイルを貼り、使いやすい空間に。雑草に悩まされていたガーデンスペースも土の面がなくなり、ガーデンタイムを楽しめるようになりました。
駐車スペースもとその周辺も工夫を凝らして使いやすく
来客用の駐車スペースは普段は車が停まっていないために床面が見えるので生木と化粧砂利、ピンコロ石を使ってスクエアが重なっているようなデザインにしました。
化粧砂利のラインの下地は土なのでコンクリートの面から流れてきた雨水が吸収されるため芝生に水が流れ込むのを防ぎます。
木の美しさを楽しめるウリンで自然な風合いに
コンクリートの周りはウリン材で囲うように装飾し、天然芝と花壇を造作。ウリンはハードウッドに分類される耐久性抜群の木材で経年劣化による反りや気温の変化による収縮なども無いため、防腐材・保護材を使用せずに自然の状態のまま長い間使用出来ます。費用対効果が高く、ローメンテナンスなのが嬉しいですね。自然の風合いを楽しめるのは、天然木の醍醐味です。ガーデンスペースに植えた植栽とも相まってナチュラルな仕上がりになりました。
DESIGN POINT 4素材や床面の仕上げ方で統一感や管理のしやすさを意識したデザイン
入り口の植栽スペースやカースペースの奥にある立水栓のパンの材料にはサビ色のピンコロ石を使用。同じ材料を使う事で統一感を出し、土の面を意識的に区切る事で植栽の管理をしやすくしました。また大きな物置の前はコンクリートで平面的に仕上げ、荷物を出し入れや整理が簡単に出来るようにしてあります。